「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「今やらなければ…」

2009年11月07日 | 趣味・・エッセイ
来年6月~7月頃に収穫する青梅。
多くを実らそうと思えばそれなりの手入れを怠ってはならない。
下刈り・施肥・下刈り・剪定、そして収穫。
年に何度か決まった時期に決まった作業がある。

今日は剪定という、一連の作業の中でも最も骨の折れる作業にいそしんだ。
いそしむ…「勤しむ」と書く。つとめはげむ、と広辞苑にある。
目が回るほど忙しい中、梅の木剪定につとめはげみたくはなかったが、収穫の時はそのほとんどをもらって帰る手前、やらざるを得ない。
梅林を守る義兄夫婦も寄る年波で、かなり過酷な選定作業などさせられない。
受益者負担で、梅林保守はこちらの義務になっている。

昨年は11月5日にやっている。あれから一年、全く花も咲きそうにない徒長枝が勢いよく伸びている。それらのほとんどを切り落とす。中にはノコギリでなければ始末できない大きさもある。
その周辺に吹き出した無数の小さな芽にはすでに可愛らしいツボミが付いている。
その枝先を少し切って、花が咲きやすいように手助けをしてやる。

たった5本しかない狭い狭い梅林なのに、剪定に入る前は気が遠くなるほど徒長枝は伸びきっている。一本また一本、ぼさぼさの長髪頭を丸坊主に刈り込むように剪定していく。2時間あまりで一段落。

冷蔵庫には今も今年作った梅ジャム・梅味噌がデンと幅を利かせている。
肝心な梅焼酎にはまだ手も付けていない。これほどの手作り保存食を確保するためには、自分勝手な忙しさを犠牲にして、梅の剪定に時間を回すのもごく当たり前のことか…と反省。

一仕事終えて、義兄とイッパイ。帰りのクルマで高いびき。アッシー君にはご苦労さん。

       ( 写真: 見事にこの手で剪定した梅の木 )


コメント (14)
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