「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「最後のもみじ狩り」

2009年11月23日 | 季節の移ろい・出来事
勤労感謝の日。朝日に照らされ、日の丸を掲揚。
これぞ「小春日和」。まるで小春日和のサンプルのような暖かい陽差し。
昨日午後からの冷たい時雨が考えられないほどの、爽やかなお天気。

これがジッとしておられよう…。朝日の差すうちに紅葉谷公園をカメラに…。
今年最後のチャンスだろう…と勝手に決めて馳せ参じた。

間違いなく例年の紅葉谷公園であり、もみじもいちょうもいつも通りに立っている。
朝早い時間から結構人出で賑わっている。
なのにどこか違う。なんかが違う。なんだろうこの違和感。

わかった!! 華がない。もみじに華がないというのもおかしいが、例年のような心を躍らせる赤味が少ない。華やかさに欠ける。やたらそびえ立ついちょうの黄色ばかりが目につく。華やかな赤と鮮やかな黄色が競演するそのコントラストが、岩国紅葉谷公園の目玉である。

時期を逸したのか……、そればかりではなさそうだ。今年の秋の天候不順によって、もみじの色素君が、出ようか出まいか…迷っているうちに、生気を失って、しぼんだり枯れ落ちたりするのが先になったようだ。もみじに罪はない…と弁護しておこう。

その代わりというわけか、今まであまり経験のない、もみじの葉っぱのじゅうたんを歩く悦びを教えてくれた。 人間の目を楽しませ損なったら、足下のフカフカ感で補いをつける……。
もみじ君、おぬしもなかなかやるな…。

今シーズン最後のもみじ狩り。それはそれなりに充分楽しませてくれた。


 
( 写真: 華やかさには欠けるが、いつもの岩国紅葉谷公園 )
コメント (10)
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