「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「伸び放題」

2009年11月13日 | つれづれ噺
ここんところ爪の伸び具合が異常に早く感じる。
そんな話をすると何のことはない、ただ一言「苦髪楽爪」で片付けられてしまった。
広辞苑にもネットにも確かに書いてある「苦髪楽爪」。

苦労している時は髪が伸び、楽をしているときは爪が伸びる。苦楽ともに、忙しいときは余裕がなく、どちらも伸び放題になってしまう。…と書いてある。

なんとなく誰かから聞かされた記憶はある。でも実際に我が身に降りかかってくるとは想定外であった。

そりゃー言われてみれば確かに会社現役時代は爪を切る間隔がとっても長かったように思う。髪の方も日に日に数が減るのを気にするのは深刻だったが早く伸びる…などと感じはしなかった。それに体裁もあって、散髪はほとんど定期的に馴染みの散髪屋さんに通い、少ないなりに手を入れていた。

髪も爪も、手に負えないほど伸びるわけではなかったということは、そこそこにというか、目に見えない・自分では意識しないうちに苦労している部分が多かったのかもね。

そこへいくとどうだ!この爪の伸び具合は…。今は苦労していない…とでも言うのか?
それなりに苦労しているよな…と自分では思っている。

あれもこれも、これもあれも…自分の中で何らかの苦しさを感じないことは何一つない。それでも爪は正直だから、会社勤めの頃と比べれば、今の苦労は苦労の内に入らないことを承知で、どんどん伸びさせているのだろうか。

キーボードの苦労は苦労の内に入らないのかなー、トホホ… 苦労しているのに…。

     ( 写真: ちょっと油断するとすぐ伸びに伸びる庭木 )
コメント (10)
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