アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

甲信山旅 2013秋 扇沢から針ノ木峠経由蓮華岳 その3

2019-04-04 23:58:28 | 甲信山旅 2013秋
扇沢から針ノ木峠経由蓮華岳 その3

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まだまだきつい登りが続きます。

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鹿島槍目線が 次第に高くなっていくのが実感できます。

それだけこちらが上に登ってきたのでしょう。

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直ぐ底に空が広がっているのでもう直ぐ峠でしょう。

しかしこの最後の登りがまたきつい。

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ようやく峠の針の木小屋が見えてきました。

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峠の標識だ。この黄色いポールが 登山道のかなり下から チラチラと見えていた。

7時半に出発して 12時半到着。5時間かかりました。

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針の木小屋で 味噌ラーメン(千円)と、コカコーラ(500円)をもらい、小休止する。

今日は出発が遅れ 7時半にスタートした。昼食と休憩が終わったのが

午後1時。針の木岳も蓮華岳もどちらも片道1時間と表示してあるので

小屋の御主人に どちらかを行くとすればどちらが楽か聞いた。

蓮華岳の方が距離が長く針の木岳の倍くらいあるが、勾配がゆるく

楽だとおっしゃったので 蓮華岳に向かう。

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登り始めて振り向くと、針の木小屋と針の木岳(右奥)が見えた。

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中央の針の木岳の右は スバリ岳だ。

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斜面の紅葉がきれいだ。

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なんだもうサミットに着いたのかと思いきや

あのピークが蓮華岳と思ったら大間違い。

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一山超えると別の山があらわれました。

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それを超えるとまた次の山が見えました。嘘だろうと思いましたが

まあ道は比較的フラットだし、景色はいいし まあいいか。

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先ほどの小屋の御主人が書かれたものだ。

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あちこちのコマクサは もうお休みになっている。

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あれがピークかと思いきや。

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そこは神社で もう一つ隣が山頂だった。

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ここがピークだった。向こうに見えている山は、尾根続きの南隣の

「北葛岳2551m」か。

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山頂の標識、2799mとある。やれやれ針の木小屋から長かったなあ。

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尾根続きの縦走路が見える。

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尾根に山小屋も見えている。あとで地図を調べたら船窪小屋だ。

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扇沢から針ノ木峠経由蓮華岳 その4へ続く

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甲信山旅 2013秋 扇沢から針ノ木峠経由蓮華岳 その2

2019-04-02 23:08:02 | 甲信山旅 2013秋
扇沢から針ノ木峠経由蓮華岳 その2

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大きい雪渓だ。しかし「危険だから 雪渓を歩くな」と表示してあり、

鯉のぼりは雪渓の脇の砂礫層に取り付けられている。

せっかく持参した アイゼンとピッケルの立場がないが仕方がない。

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振り返ると雪渓の先に 昨日登った爺ヶ岳が見える。

そして種池山荘らしき山小屋も小さく見える。

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こんな穴に落ちたら大変だ。永久にでてこられないだろう。

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そして雪渓も急勾配でとても長い。さすが 針の木大雪渓だ。

歩きたかったけれど 歩くなと書いてあるので残念だ。

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「針の木雪渓」はかなり分厚くて大きい。

雪渓の脇を順調に登り高度を稼いで行く。

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かなり登ってふり返ると 先程見えた爺ヶ岳がかなり低く見える。

それだけ順調に登ってきた証拠なので安心して少しずつ高度を稼ぐ。

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やがて雪渓の縁に赤いペンキのしるしが出てきた。今までとなんか雰囲気が違う。

後で分かったのだが、「のど」と呼ばれる雪渓が大きく崩れ落ちた

場所を迂回高巻きする、このコース最大の難所の始まりだった。

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雪渓の向こう側(左岸)から御夫婦が降りてこられた。

こちらは右岸を登る。

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お二人は左岸を降りてこられ、私は右岸を登っていく。

後で分かったのだが、「のどの高巻ルート」をお二人は下り、私は登り

途中の激流に架かる橋ですれ違うのだ。

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真ん中の橋を渡るところで すれ違った。この日山道でお会いしたのは

このお二人だけだった。

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私は左岸へ渡り、高巻きを続けると 巨大な雪渓の崩壊場所の

「のど」が見えた。これが谷を塞いでいるので 高巻が必要なのだ。

人間の数倍もある、あんな巨大な雪塊が崩れていては、高巻するしかない

のが初めて納得できる。

もう少し早い時期だと あの喉も崩落してなくて 雪渓を歩いてそのまま登れた

かもしれないけど、こればかりは現地の情報は現地に来てみないと分からないものだ。

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雪渓が消えるあたりが、標高2100mあたりだ。

まだ高巻ルートの途中だ。

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高巻が終わったところの岩に「のどの高巻」と書いてあった。

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相変わらず鯉のぼりの誘導は続く。良く目立ちありがたい。

親切な誘導でありがたくて しかも安全だ。

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雪が消えた頃から 岩に書かれた表示によると、今度は「蓮華谷」を

登り始める。しかも急勾配の坂が続く。

それもそうだ。雪が消えてから あと700mちかく登らなければならないのだ。

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紅葉が始まる高さに入った。

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右や左の紅葉を眺めながら、次第に高度を上げていく。

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こちらは色づき始めた七竈の谷だ。

しかし相変わらず 登りの傾斜はきつい。一歩ずつ確実に登る。

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振り向くと 昨日は雲がかかって見えなかった鹿島槍が見えてきました。

高度は2500mくらいまで登ってきた。残りあと300mくらいです。

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登りはきついけれど 景色は抜群です。

開けた斜面を登っているので 3000メートル近い尾根が直ぐそこに見えて

もう少しで私もその尾根に立てると思うとワクワクします。
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扇沢から針の木峠経由蓮華岳へ  その3へ続く

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