アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

私のご先祖様が毎日通勤で歩いた安来市月山富田城への道を歩く その2 2020年9月9日

2020-10-07 19:53:00 | 島根の山を歩く

月山富田城 その2

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登るにつれて次第に高くなるのがわかります。先ほどの山中御殿もあんなに小さくなりました。

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あの先から急登が始まるようです。

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七曲りと呼ばれる急階段がジグザグに続きます。

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七曲りを抜けると広場に出ました。三の丸広場です。

正面の石垣は二の丸です。

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振り返ると七曲りの向こうに広瀬町の町並みが見えます。

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しばらく進むと本丸が見えてきました。

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本丸に到着です。

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何やら石碑がありますが文字が風化して読めません。

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本丸の後に神社が建っています。

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神社の説明看板です。さすが 出雲の国だけあって 大国主つまり古代出雲王朝

第八代大名持の八千矛王が祀られています。富田城の守り神と書いてあります。

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この神社がいつ頃作られたのか不明ですが、簡素な造りでしかも大社造りではありません。

さすがに千木は出雲式の縦削ぎですが。

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今はやりの疫病退散つまり武漢チャンコロウイルス退散の旗が建っています。

毛利の大軍よりも武漢チャンコロウイルスのほうが強敵のようです。

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本丸広場にはほかの石碑もありました。左は山中鹿介と読めますが右は全く読めません。

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本丸から二の丸を見下ろしたところです。

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このころになって お城マニアの人々が次々に登ってきました。私が赤い日傘をさして歩いているのを下から見て

「なんや、女の人でも登れる簡単な山道や」と安心して足元もつっかけのまま登ったり飲み水も持たずに登り

みなさん ヒーヒー言いながら登ってこられ 私を見て「なんや、男かいなあ、道理で早いと思った。

女やと思い、安心してて手ぶらで登ってきたらエライ急坂なのでほんま息切れしたわ。

あまりの暑さに熱中症で倒れるかと思ったわ」と口々に赤い日傘をさした私がお叱りを受けました。

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二の丸の右手には広瀬町の町並みが広がっていました。

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目の前の高い山は京羅木山(473m)で、毛利の大軍が押し寄せたときに

毛利の本陣が置かれた場所です。

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本丸広場には毛利の大軍の配置が描かれていました。

この難攻不落の山城を毛利はどうしても落とせず

長期間兵糧攻めにしてようやく落城させたということです。

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それからご先祖様の通勤道を 感慨深くゆっくりと降りていたら名古屋から来られた

お城マニアの方が私に 今までどんなお城へ行ったのかいろいろと質問されるので

実は私の17代前のご先祖様が毎日歩いた通勤道を歩きたくて大阪から来たのだというと

びっくりされていました。

 

下山して飯梨川の河原から富田城を見上げたところです。

山中御殿の石垣や本丸の石垣が見えます。

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