アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

九州山旅 2011年(再編集) その5. 黒岳  6月10日

2018-02-22 22:24:17 | 九州山旅2011年
九州山旅その5 雷雨の黒岳(高塚山1587m)
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男池(おいけ)湧水群にある駐車場からスタートしてソババッケから黒岳往復のコースです。
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昨日の快晴と 打って変わって 雨の登山道を一人で 静かに進みます。
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きれいな「破れ傘(ニシノヤマタイミン傘)」の群生に見とれながら歩きます。

きれいな景色なので とても気持ちがいい。この時点では雨はまだ小降りで 安心して歩きます。
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しかし 次第に雨が激しくなり、途中で下山する人に何組か出会います。

皆さん「次第に本降りになるので、もう途中から、引き返しました」との事。

ほとんどの方は、黒岳ではなく、ツツジで有名な平治岳を目指していた。
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「ソババッケ」に着いた。雨は相変わらず強い。

ソババッケとは誰も意味が分からないが、地元の方に聞くと「そば畑」がなまったものらしい。
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雨に霞む平治岳も次第に見えなくなりました。
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ますます雨が強く、下山者が多い。この御夫婦も引き返してきたとの事。二人ともズブ濡れでした。

ソババッケは池になりつつある。
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やがて 分岐に来る。私は黒岳へ。
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タコのような木を乗り越えて更に進む。
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突然激しい雷雨にかわり、雷が光りだしたので直ちに退却を決心しました。

以前 真夏の「大峰奥駈道」で突然の雷雨で 雷さんには死ぬほど痛めつけられましたから。

ピンク色の光が横から 目の前の岩場にぶち当たり、轟音で体が震えました。

もう人生は終わったなあと、泣きながら1時間ほど奥駈道の尾根道を走りました。

逃げ場とか 洞穴とか体を隠す場所は見つけられなかったのか、思考回路が停止したのか
ひたすら 走り続けました。落雷しそうな物、ポールとか 金属製品をすべて投げ捨てて
ひたすら走りました。幸い雷鳴は次第に遠くなり、1時間半ほどで無事に下山できましたが
あの怖さは もうこりごりです。
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車に戻り、しばらく待機していると雨と雷が弱くなったので、せっかくここまで来たのだから
男池湧水園地の遊歩道を散歩することにしました。
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よく整備された遊歩道です。歩いていても気持ちの良い道です。
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こんこんと湧き出す男池湧水群。
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岩に絡みついた巨木もあり、圧倒されます。
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「名水の滝」まで歩いて引き上げました。湧き水が集ってこの滝になっているのでしょうか。
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明日は英彦山の予定なので、移動して「道の駅うきは」へ向かいます。

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しかし 一晩中激しく降り続いた雨は朝になってもますます激しくなり
英彦山の登山を中止せざるを得ませんでした。
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7. 激しい雨のため英彦山を中止 そして帰路へ  6月11日

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6月10日の夜は、近づく台風と、前線の影響で「道の駅うきは」で車中泊して

いた車に 一晩中激しい雨がたたきつけ、しかも強風が車体を一晩中揺すってくれました。

夜が明けても、激しい雨は一向に止まないし、大分県に「大雨洪水警報」

が出たので今日の英彦山登山は、山道崩壊の危険あり、と判断して 登山は

中止して帰路に着くこととしました。

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久留米市内で たまたま信号で止まったら、「鯉取りまーしゃんの店」と

書いてあるお店を発見しました。あの有名な「鯉取りまーシャン」の息子さんがやっている

お店です。車を止めて写真を撮らせてもらった。感激だ。

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※鯉取りまーシャンは、真冬の筑後川に裸で潜り、冬眠している鯉のそばへ

そっと近づくと、体温に誘われて擦り寄ってくる鯉を、鯉に気づかれないうちに

まーシャンが、両わきの下と両ひざにはさみ更に顎にも挟んでそっと

水から上がり、いっぺんに5匹もの鯉を捕まえたという有名な話である。

北九州の人なら誰でも、知っているのではないでしょうか。

私は今は亡き 開高健の本で知りました。

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雨に煙る耶馬溪を通りました。なかなか雰囲気があります。紅葉の時期に来ようかな。

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この後千円高速道路で 無事に 帰阪した。

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