アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

濃いガスに包まれた雪の大山山頂 その1 2016年3月3日

2021-11-11 10:30:51 | 四季の大山を歩く

「晴れ」の天気予報を信じて雪山の大山へ行ったが、標高1500メートル付近で厚いガスに包まれて
数メートル先も見えず、ホワイトアウト寸前の状態だったが 何とか無事に登頂下山できた。
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濃いガスに包まれた雪の大山 その1
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南光河原駐車場は満車になった。この時期はウイークデイで500円、週末は1000円必要だ。
4月から12月半ばまでは無料です。
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午前9時15分スタート。標高約700メートルのここは気温3度、この時期比較的暖かい。
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夏山登山道への近道をして急坂を登る。
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途中山小屋を通過する。まてよいままであんな小屋は見たことないけどなあ。まあ足跡も沢山あるしまあいいか。
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渓筋の道は両側の斜面から絶え間なく 小雪崩が起きている。
そういえば今朝の天気予報で この地方に雪崩注意報が出ていた。早く抜けなくちゃ。
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これは今までに歩いた事のない道だが、ガーミンのGPSでいくら確認しても私は「夏山登山道」の上を
歩いている事になっている。こいつが狂っているのか私の頭がおかしいのか。次第に頭がくらくらして来た。
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急斜面の直登だが 足跡は複数ついている。
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振り返ると凄いところを登って来たのが分かる。足跡がまだまだ続いているのでもう少し登ってみよう。
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ひたすら急斜面の渓筋を詰めていく。GPSは相変わらず夏山登山道らしき道を指している。
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先ほどから尾根にでそうだが登っても登っても景色が変わらずなかなかたどり着けない。
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終に尾根にでたら その向こうに見覚えのある三鈷峰が見えている。と言うことはこの尾根の向こうは
元谷なのだ。
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尾根道はますます急坂になる。しかし足跡は増えている。でも是は見慣れた夏山登山道ではないなあ。
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あえぎながら急坂を登っているとなにか標識がある。
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なんと駐車場から標高差約500mを1時間ちょっとで登って来たのだ。しかも深い雪道を。苦しいはずだ。
雪がなければ 私の足で1時間300メートルの標高差を登るのが普通なのだ。
雪崩の恐怖と 初めての知らない道の不安な気持ちで ついスピードが上がったのだろう。
でもこの立派な標識は いったいどこなのだろう。夏山登山道で 三鈷峰が見えるのはもっと上の6号目付近なのだ。
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さらに登るとようやく夏山登山道に出た。やれやれだ。
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見下ろすと 右へ分岐した行者の道のさらに分岐した枝沢から登って来たのだ。
ガーミンGPSを信用してはいけない事がよく分かった。

たぶん登って来た渓筋が 夏山登山道と接近していたので区別できなかったのだろう。
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今度は夏山登山道の急登が始まる。
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道のあちこちに大きな穴がぽっかりと口を開けている。この道は地面の凹凸が激しくてそれが雪で
隠されているのでうっかり踏んで落ち込むとなかなか抜け出せないのだ。
特にホワイトアウトやブリザードの時など 落ち込むとパニックになる。
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なんか上のほうからガスが降りてきた。
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しかもドンドン降りてきている。
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今までの渓筋とは違い この道は尾根道なので風も強く樹氷も凄い。しかも凄く寒い。 
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先行者に追いつき追い越した。
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6合目避難小屋だ。いつもだとこの小屋はほとんど行きに埋っているのに 完全に姿が出ている。
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いつもだと正面にきれいに見える三鈷峰はガスに頭が隠れている。
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その2へ続く
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コメント
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