アウトドアライフの記録 その2

「アウトドアライフの記録1」の続きです。山歩き、桜や紅葉、季節の風景、古代史の舞台、南の島を尋ねた記録です。

世界遺産大峯奥駆道を歩く 久しぶりの奥駈は厚い雲が立ち込めて道に迷いました その1 2021年9月29日

2021-11-22 17:48:57 | 世界遺産大峯奥駆道を歩く

永い間「四季の大山を歩く」を再編集していましたが ここで少し大山をお休みして

武漢ウイルスが少し下火になり、あちこちへ出歩けるようになったので 最近のトレッキングを

まとめました。まずは久しぶりの 世界文化遺産「大峯奥駈道」を歩きました。

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雨の奥駈 その1

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武漢ウイルスのせいで 山旅になかなか出かけられないので 長い間遠くの山へ行くことはなかった。

ぼちぼち山旅を再開できそうなので 予行演習に久しぶりに奥駈道を歩くことにした。

行者還トンネル東口から弥山往復の予定である。

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天気の良い日を選んで大阪を出発した。

河内長野市、和歌山県橋本市、奈良県天川村とまずまずの天気だったが 神童子谷入り口を

過ぎたあたりから 雲が立ち込めてトンネルに着くころには 完全に雨である。

天気の予報でわざわざ来たので、暫く様子を見て雨が上がるのを待つことにした。

しかし1時間半待っても 天気は変わらず雨がしとしと降り続いている。

このまま帰ろうと思ったけど せっかく来たのだから少しでも奥駈を歩こうと

午前8時半過ぎに歩き出した。

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雲のために上のほうは全く見えない。

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登山口へ向かう林道は修理されてすっかりきれいになっている。

長い間すごい悪路だった。

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いつもならこのあたりから見える「台高山脈縦走路」も雲の中だ。

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登山口に新しい尋ね人の看板が立っている。6月に大普賢へ行くと家を出た切り帰らないそうだ。

ここから大普賢へは少し遠いなあ。

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このルートは人が少ないのか 踏み跡が以前より不鮮明だ。テープが頼りなので私もピンクのビニールひも

をつけながら進む。

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しばらく歩くと「ナメゴ谷」からのルートと合流する。

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やがて尾根道の急登が始まる。

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道が不鮮明なので このような朽ちかけた丸太階段が 正しいルートだと分かるので心強い。

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でかい蛙がそこら中にいる。

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蒐場もそこかしこにある。

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やがて雲の中に峠が見えてきた。

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奥駈道に出た。10時です。

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晴れていれば素晴らしい道なのになあ。でも雨の日も なかなか雰囲気があるなあ。

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久しぶりに見る奥駈看板だ。

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小雨振る雲の中を一人静かに歩きます。この辺りは標高1400m前後です。

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突然雲の中から人の話し声が聞こえます。

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出会った二人連れの方と いろいろと話をするとこのカップルは 神童子谷入り口付近に車を止めてまず

鉄山に登り 尾根伝いに弥山へ行き そこから下りこれから行者還岳へ向かうそうです。

すごい距離を歩いてきたものです。

晴れの予報日を選んできたのに雨が降っているので テンション上がらないそうでした。

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後で解ったのですが この方たちはすごい有名人で 草鞋の変形した メキシコの履物ワラッチ

を履いて長距離トレランするネットで有名人なのだそうです。後日我が家の裏山岩湧山で 

岩湧常連さんのATSUKIさんに教えてもらいました。

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一の峠到着です。上北山村からのルートと奥駈の合流点です。

私の地図では トンネル東口からのルートと奥駈の出会いが一の峠と書いてありますが

二つの一の峠は10分から15分程度離れています。

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その2へ続く

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コメント
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