オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

名指揮者 ハイティンクさん 逝く

2021-10-25 09:19:10 | オーディオと音楽
名指揮者 ハイティンクさんが亡くなりました。92歳でした。

 指揮者 ハイティンク は以前から大好きで、若くして アムステルダム・コンツェルトヘボウ の首席指揮者になった、初来日の時からファンになりました。
当時 首席指揮者としては若過ぎると不安視する人もあったと聞いておりました。しかし立派な指揮でした。ドボルザークの交響曲「新世界」を聴きました。当時私は此の曲を聞き流しており、始めて真剣に聴きました。そしてこの曲の良さを教えてもらいました。以後ファンとなり続いています。
 録音は沢山あります。
 マーラーやブルックナーを振った多くの録音は名盤とされています。
 ブルックナーの第4番「ロマンティック」はウィーンフィルとのCDを愛聴しています。

 ハイレゾ配信でも聴くことが出来ます。
マーラーの交響曲第4番、ロンドン交響楽団を振った録音もありますが、
好きなのは ハイティンク指揮・コンツェルトヘボウ管 の演奏でしょうか。
   flac 88.2kHz/24bit  e-onkyoから
 静かに穏やかに始まりますが、オーケストラの音は華やかです。ホールいっぱいに弦も管
も響き渡ります。私にとっては親しみのあるテンポで進みます。第4楽章も静かに静かに
始まり、ソプラノも静かに加わります。そして盛大な盛り上がりに、そして静かに終わります。
鮮やかな、歪みのない、素晴らしい音が聴けました。ホールトーンも豊かです。録音も良好だと思います。
 同じハイティンク指揮でロンドン交響楽団演奏のライヴもあります。
指揮の傾向は同じように思いますが、録音が固く、広がりに乏しいように感じています。
 ロイヤルコンツェルトヘボウ管を指揮した録音のハイレゾでは、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンはツィンマーマン。ピアノ協奏曲第1番、ピアノはエマニュエル・アックス の録音もあります。落ち着いた美しい演奏が聴けます。





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