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 オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

げんこつスピーカー 8PW1

2025-03-08 10:06:08 | オーディオと音楽
先日 ブログ「ジャズとテニスの雑記帳」さんの記事に「げんこつスピーカー」という記載があるのを見つけました。懐かしくコメントを書きましたら、大きく取り上げて頂きました。
 その「げんこつスピーカー」について思い出を書いておこうと思います。以前「オーディオシステムの遍歴」という記事を載せましたので、その再掲載に近くなりそうですが。
 私がクラシック音楽を聴く原点は、日比谷公会堂の3階天井桟敷にあります。
演奏者を俯瞰して聴く、全体を立体的に聴くということでしょうか。目の前で大音響で聞くという習慣はありません。
 SPレコードからクラシック音楽を聴き始めました。
 60年前、自宅にささやかなオーディオルームを作ることが出来てから、少しずつLPレコードを聴いてきました。
 始めはナショナルのスピーカー8PW1 を使っていました。アンプは思い出せませんが、真空管の既製品でした。
 次いでスピーカーをジョーダンワッツのA12にしました。ラックスのアンプ SQ38F が出た時は秋葉原まで買いに行きました。低音は出ませんが、鮮やかな良い音でした。
 次はクォードESL アンプにクォード44、アンプに404 。暫くこの組み合わせで聴きました。カートリッジはエラック、オルトフォンなど。
 室内楽を聴いて弦楽器の音の美しさは素晴らしいものがありました。
 クラシック音楽愛好家の仲間が3人居て、その皆がクォードEAL を使っていて、お互いにびっくりしたこともありました。
 ピアノ協奏曲を聴くようになると、EAL ではピアノの音が今一つです。
 何か代わりになるスピーカーは無いかと尋ねると、アンサンブルのスピーカーを勧められました。当時JBL か タンノイが主流だったように思います。
 知人宅でアンサンブルのPA1 を聴いてみて私の好みにあっていたので、リファレンス・シルバー を導入することにしました。非常に小型ですが、繊細で美しい音がするし、ハーモニーが美しく、立体感の表現に優れています。スタンドが美しい形で、組み合わせるとオブジェの如くです。
 アンプは一時 オーラデザイン UA100EV を使用、プレイヤーはビクターQL-V1 が出たので購入、今でも使用しています。
 アンプはゴールドムンドのMIMESIS SR に変更。
 暫く聴いていると、プリとメインを分けると違いがわかりますよ と言われ、試してみるとその通りでした。
 自宅を新築し、防音した部屋を作れたのを機会に、パワーアンプをゴールドムンド MIMESIS 28 とし、プリも MIMESIS 27 が出た時に導入しました。
 スピーカーの配置も 縦位置から横位置に変えてみると、拡がりが出て立体感も良くなりました。
 カートリッジもベンツマイクロのリファレンスを使用してみると、レコードの針音が殆ど聞こえなくなり、繊細な音も聞こえるようになりました。
 フォノイコライザーはシェルターMODEL 216 で低価格ですが良い音です。
 CDの時代になりCDプレイヤーもフィリップスの中位の機種から、ゴールドムンドの MIMESIS 39 CDにしました。中音域が綺麗に出るので10年以上、今でも使用しています。最新機種も試してみましたが、中音域の表現に納得出来ず、古いまま使っています。
 モーツァルトのピアノ協奏曲を美しい音で楽しみたいというのが目標ですが、何とか楽しく聴けているのでシステム作りは終わりとしました。

 SACD の出始め、高級機を試してみましたが、当時今一つ納得出来ず、当時沢山あるレコードとCD を聴くことにしました。
 全部のレコードを一通り聴くのに3年以上かかりました。CD も聴いてから、良く聴くだろうと思われる曲、演奏を残して半分位に減らしました。
 10年前から新しく購入したCD は僅かです。
  と書いていますが、最近は機器の進歩もあり、CDもSACDも楽しめるようになりました。ただし補聴器使用が必要ですか。
 最近になって話題のハイレゾが気になり出しました。
 幸いパソコンも少し使え、ネットで情報も見ることが出来ますが、年齢による聴力の衰えはどうしようもありません。新しい音源が聴こえるか、違いが分かるか聴いてみようと思っています。
 この10年のブランクは大きいようです。
 新しい機器が必要でしょうか、とりあえず OPPO BDP-105DJP を導入し、ブルーレイ・オーディオを聞けるように、又ハイレゾ配信の曲も聞けるようにしました。
 最新の高級SACDプレイヤーも聞いてみましたが、今一つ納得出来ず導入に至りませんでした。その後。
最近は機器の進歩があり、CDもSACDも楽しく聴いています。
 現在使用中の機種は
    スピーカー   ソナスファーベル  オリンピカ ノバ1
    プリメインアンプ  マランツ PA 12
SACDプレーヤー   マランツ SA 12 

 その後、高音補正用のイヤホンを使用出来るようになり、コンサートホールで非常に良くの鑑賞出来るようになりました。
最近CD鑑賞にも役立つことが分かりました。
 老人施設の個室でも オーディオシステム が使えるのは有難いと思っています。

 更新前の自宅のシステム


 個室のシステム ( アンプとプレイヤーは別の場所に設置 )


木村忠太 画伯 のこと

2025-01-26 22:04:56 | オーディオと音楽
  画家 木村忠太さん のこと

 筆者が高校生の頃、クラシック音楽を聴き始めると同時に美術鑑賞も勧められました。美術書を見るうちに風景画などの通常の絵画よりも、抽象画の方に興味を感じるようになりました。
ブラック、マチス,ピカソ、カンジンスキー、ミロ、クレー、など。筆者が好きなのは ブラック です。
更にアメリカの近代絵画では ロスコ に興味を持っています。ニューヨーク近代美術館の「ロスコの部屋」には感銘を受けました。日本では川村記念美術館に同様の部屋が展示されています。
 日本の現代絵画に興味を持ち始めた頃、とある名古屋の画廊で キムラ の画に出会いました。 

 木村忠太(1917-1987)さんは、日本でよりもフランスで著名な、知る人ぞ知る画家です。
高松に生まれ、東京へ出て、画家となり、1953年フランスに渡り、以来帰国することなく、フランスの画家としてとして生きた画家です。
ボナールの光から出発した木村は、戦後のパリでの苦しい時代を乗り越え、輝かしい光、 半ば抽象化されながら、しかも自然と心を感じさせる、大胆な画面構成によって、独自の画風を築いてきた 。
アブストラクトとレアレズムの総合が目標だとし、そのためには東洋の精神が必要だと言って次々と作品を発表してきた。
やがて キムラ として、パリ画壇からも注目されるようになり、美術館にも収蔵され、1984年にはフランス政府より芸術文芸騎士勲章を贈られた。
この後もキムラは光の印象派から魂の印象派を目指して描き続け、アメリカへも進出したが、1987年二回目のニューヨーク個展の最中に亡くなった。
その墓はパリ市の真ん中、モンパルナス墓地の詩人ボードレールの墓の近くにある。
キムラは風景の画家であり、光の画家であり、魂の画家であった。どんなに抽象に近づいても、そこには必ず自然があり、風景があった。画家の眼を、画家の心を通じて見た対象があった。それは見慣れれば鑑賞する人に必ず分かる自然であり風景である。(作品の中で、デッサンと完成した画を見てみれば分かると思います。)
その作品はパリ、ポンピドー・センター、パリ市美術館、南フランス、ツーロン美術館、アメリカ、ワシントン・フィリップス美術館に収蔵され、日本でも東京国立近代美術館、大阪、国立国際美術館をはじめ、愛知県美術館、豊橋市美術博物館や各地の公立、私立美術館に収蔵されている。
大きな展覧会としては、平成元年に高松市美術館、東京・渋谷区立松濤美術館で「木村忠太展」が開かれ、平成6年(1994年)に東京国立近代美術館、大阪・国立国際美術館で「木村忠太展」が開催されている。
2002年 群馬県立近代美術館、笠間日動美術館にて回顧展
2003年 フランス トゥーロン市ヴァール県立文化会館にて回顧展

最近では 
2019年11月15日~ 2020年3月8日   名古屋市にある「ヤマザキマザック美術館」で「フランスに生きた日本人画家 木村忠太」展が開催された。
 ( 筆者 94歳  思い違いがあれば、お許しください )

 作品の幾つかを紹介しましょう


豊橋市美術博物館 蔵
 


豊橋市美術博物館 蔵 
  美術の教科書の表紙に採用された。
 


愛知県美術館 蔵

明けましておめでとうございます。

2025-01-06 00:36:01 | オーディオと音楽
 明けましておめでとうございます。

旧年中はいろいろお世話になりました。
お礼申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。

 体調はかなり回復しましたが、外出は困難です。
室内は自由に歩けています。
 テレビ鑑賞とPCでの皆様方のブログ拝見が日課です。
時にはオーディオシステムでクラシック音楽を聴きます。
撮り貯めた チョウの写真を見るのも楽しみです。

 オーディオシステムを聴くときには、高音補正用の補聴器を使います。
一時上手く使えない時がありましたが再度使ってみると、CDを聴く時に有効でした。
ヴァイオリンの音がある程度聞こえ、オーケストラの音がオーケストラらしく聴こえます。

 iPatの調子が良くないので、CDを持ってきてもらい聴いています。
久しぶりにベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を聴きました。大好きな曲の一つです。
内田光子のピアノ、クルト・ザンデルリンク指揮、バイエルン放送交響楽団のCDです。
ベートーヴェンらしさがありながら強すぎないので好んで良く聴きます。
演奏も中庸を得て素晴らしいと思っています。




老人ホーム 個室でのクラシック音楽鑑賞 Ⅱ

2024-09-15 09:43:12 | オーディオと音楽
 最近 体調はやや落ち着いて来つつあります。
しかし 以前のようにクラシック音楽を楽しむ境地には至りません。
難聴が進んだ影響もあるでしょう。
高音部を補正するうに作ってもらった補聴器、使ってみましたがデジタルの感じが強まるように感じられて、使うのをためらっています。
( コンサートホールでの使用はとても良いと感じていました。)
オーディオシステムは DELA に保存したハイレゾを iPad で見て選曲して聴くことが多くなりました。CDははお沢山けないので。
 個室に設置した オーディオシステムは 使う時間が多くなるにつれ、安定しつつあるように感じます。
しかし、狭いし、両方の壁がコンクリートなので響きが弱く、木の壁のようには響きません。
イタリア製のスピーカーの特徴の 歌うような滑らかさ は再現出来ないのが残念ではありますが、致し方ありません。

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老人ホーム 個室での クラシック音楽鑑賞

2024-08-21 21:53:22 | オーディオと音楽
本年2月(93歳)下旬のこと、突然両足に力が入らくなり、歩くのが困難、ベッドで寝るための登り降りも出来なくなりました。一人暮らしは困難のため、介護付き個室の老人ホームに入居しました。原因は不明、検査で血液中のK値が極端な異常上昇が見られたため、下肢の何処かで出血したのではないか、と言われています。
 入居後、両下肢に大量の浮腫が出現、その対策に苦労しています。幸い現在はかなり減少、歩くのも楽になりつつあります。
 暫くの間はテレビを見るのみ、プロ野球が楽しみでした。
約半年が過ぎ、歩行困難や下肢浮腫の症状が軽快してきて、好きだったクラシック音楽を聴いてみようかな と思う感じが戻ってきました。
自宅2階のオーディオ・システムをホーム個室に移すことにしました。慣れた何時もの業者に頼んで移してみると、スピーカーが高級機種ではあるものの、小型のソナスファーベル、オリンピカ・ノバ1 ですので、個室のテレビ両端にぴったりと収まりました。
 ブルノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団演奏のベートーヴェン交響曲第6番 「田園」をSACD盤で聴きました。始めてなので耳ならしの感じで聴きましたが、まずまず良いかという印象。左右スピーカーの前にオーケストラの音が歪みなく出現しました。聴きなれた演奏を安心して聴くことが出来ました。
 次に聴いたのが、ヒラリー・ハーン演奏のバッハ「「ヴァイオリン協奏曲集」SACD盤、
集中して聴くことが出来ました。
良い曲、良い演奏だなという没我の時間を暫し感じることがありました。
 良かったなと実感する時間は暫くぶり、嬉しい時間でした。