オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

光回線開設  顛末記

2020-03-30 09:13:40 | オーディオと音楽
 光回線 開設 顛末記

 永くインターネットをADSL回線で使っていました。数年前、光回線に変えようと思いましたが、警備保障の機器との関連で繋がらず、現在に至っていました。
 普通にインターネットを使うに不自由は感じませんでしたが、ハイレゾ配信でクラシック音楽をダウンロードするには不便です。時間がかかり、1曲 数時間を必要としていました。
 いろいろと宣伝広告も見ながら、光回線導入を決めました。警備保障の会社と連絡し、光回線を導入することが可能になると確認し、契約をしました。
 この時点では、ごく簡単に考えており、光回線の会社の「今のアドレスが使えます」との説明を受けて安心していました。しかし工事の日程が決まると、別会社のプロバイダー契約書が届き、アドレスも変更されることになっていました。驚いて直ちに契約解除通知書を書いて送りました。
 20年前、自宅を新築した時、インターネットを2階で使用するため、電話回線の端末を2階に設置してありました。このため光ファイバーは2階エアコンの配管を利用して配線してもらいました。警備保障の係員と協同作業で光電話は無事開通出来ました。
 しかしネットは繋がりません。電話で教えてもらいながら、ADSLのブロバイダーに連絡、ブロバイダー契約をも光契約に変更する必要が分かりました。教えてもらいながら光回線へ変更の手続きをすませました。光回線のIDやパスワードは手紙で届くので数日かかります。この間インターネットが繫がらないブランクが生じます。息子からモバイルwifiを借りて凌ぎました。
 この仕組みを理解しておれば、先に光回線の契約が出来、直ぐにインターネット接続が出来ただろうと思いますが、そこまでの説明は無く不親切だと思いました。新しい契約をさせる方が利益が上がるのでしょうか と勘繰りたくなります。
 間もなく90歳になる高齢のため、諸事不案内で手間がかかりました。

 因みに この契約は フレッツ光 でした。ブロバイダーは楽天モバイルでした。

 始めから今使っているブロバイダーの光回線に申し込むのが良かったのだと痛感しています。何かの参考になればと顛末記を書きました。

 インターネット接続には NTT西日本リモートサポート がとても親切で丁寧に対応してくれました。

ハイレゾ配信で聴く  ティーレマン指揮 ウィーンフィル・ニューイアコンサート

2020-03-22 10:01:53 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  ティーレマン指揮 2019年 ウィーンフィル・ニューイア コンサート
            

 昨年秋、名古屋市愛知県芸術劇場コンサートホールで、ティーレマン指揮、ウィーン・フィルの演奏を聴きました。ブルックナー 交響曲第8番 でした。
 ブルックナーの交響曲としては明るい演奏で深く心に染み入るような演奏を期待した者にとっては意外な感じでしたが、その豊麗な音には魅了されました。ホール一杯に響き渡る美しい音色。素晴らしかったです。
 近年、録音が良いとされるCDや配信では、直接音が多く、ホールトーンの響きはあまり感じられません。私のコンサート鑑賞の原点は、日比谷公会堂の3階天井桟敷ですし、以後もなるべく2階席で聴いてきました。今回のウィーン・フィルの演奏も2階席で聴きました。
 ニューイアコンサートの聞き比べでも、黄金の音と言われるムジークフェラインザールの豊かな響きを聴きとる録音は少ないように感じました。2020年のアンドリス・ネルソン指揮のハイレゾ配信も鮮明で華麗ではありますが、ホールの響きは少ないかな と感じます。
 昨年実演で聴いたのは、ティーレマン指揮でしたので、2019年のニューイアコンサートはティーレマン指揮だったと思い出し、ハイレゾ配信でダウンロード、聴き直しました。
   flac 96kHz/24bit 
すると豊麗な響きが聞こえてきました。テレビ鑑賞とは異なり、美しいホールトーンの響きが聞こえます。
ティーレマンの指揮はゆったりとしたテンポで、ウィーンフィルの自発的な演奏に任せるかの如くです。ワルツ「芸術家の生活」も「天体の音楽」も、そして「青きドナウ」も良く歌って美しく響いています。しかも鮮明さは失われません。
 昨年コンサートホールで聴いた豊麗な響きを感じることが出来、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 新しいオーディオシステムも馴染んできましたし、電源などの条件も良かった時、よく響く音が聞こえるようになってきました。









ハイレゾ・CD・思い出で で聴く  「青きドナウ」 ヨハン・シュトラウス

2020-03-13 20:00:55 | オーディオと音楽
ハイレゾ・CD・思い出で で聴く  「青きドナウ」

毎年NHKテレビ放送のウィーンフィルのニューイアコンサートを楽しみに聞いています。
録画して聴くことも多いです。この時はブルーレイ・ディスクに再録画して専用の機器で再生すると、音が良く聞こえます。拙宅では OPPO  BDP-105D  を使っています。
 毎年CDでも発売されて聴くことが出来ます。
 最近では、2020年のコンサートがハイレゾでも配信され、アンドリス・ネルソン指揮の演奏と録音が好評のようです。早速ダウンロードして聴いてみました。
   PCM 96K/24bit e-onkyo から
 ゆっくりと穏やかに始まり、次第に盛り上がっていきますが落ち着いて進みます。この落ち着いた演奏は好きです。録音も鮮明でホールの雰囲気も感じられ、自宅で聞くには良いと思いました。
しかし昨年ホールで聞いた豊麗な美しいウィーンフィルの音はオーディオでは出せないだろうと思います。あの音が聞けたらな としみじみ思いました。

 CDではカルロス・クライバー指揮の演奏が印象に残ります。ゆっくり目にはじまり、ウィーンらしさを残しながらカルロス・クライバー独特の表情がよく表されています。
 カラヤン指揮の演奏もいいですね。少しオーバーかとも思いますが。私は好きです。カラヤンの演奏はDVDの映像の印象が強いですが、CDで聞いても良く歌っています。「春の声」でキャスリン・バトルのソプラノが綺麗で素敵ですね。録音はHQになって一段と鮮明になっているように思います。アンチ・カラヤンだった私も此の演奏は特別でした。クライバーよりカラヤンが懐かしい感じがするのです。
 評判の高い小澤征爾指揮の演奏も聴きます。やや真面目に演奏されているように思えました。ハイレゾ配信もあるので聞いてみると、音の鮮明さと臨場感がCDよりも一層優れていると聞きました。
 小澤の演奏は、私には今一つ ですが、最近のニューイアコンサートは登場する各指揮者が、皆新しさを求めているようで馴染めません。小澤の演奏は、その中では良い方でしょうか。
それにしても ウィーンフィルはどの指揮者の元でも、独特のワルツのリズムを忘れずに奏でるのには感心します。
  
 昔、ニューイアコンサートの定番は ウィリー・ボスコフスキー指揮でした。1979年が最後の指揮だったと記憶します。1976年の年末にウィーンに旅行し、31日にウィーン歌劇場で恒例の「こうもり」を聴くことが出来ました。指揮はジュリアス・ルーデル、歌手にはエーリッヒ・クンツ、クリスタ・ルートヴィヒ、エバ・マルトン など名歌手の名が並んでいました。その時バレエで「青きドナウ」が踊られました。優雅にゆっくりしたテンポで美しく踊られました。 
 翌元旦のニューイアコンサートはチケットが手に入らずホテルでテレビ鑑賞となりました。ボスコフスキーの指揮はキビキビとした早いテンポで演奏され。昨夜のバレエと比べて新しい時代の演奏だと感銘を受けた記憶があります。
今CDで聞いてみても早目のテンポです。しかしウィーンのワルツのリズムは独特で流石の演奏です。
最後に指揮した1979年のニューイアコンサートのCDを聴きました。すっきりとした爽やかな中にウィーンのリズムが心地よく流れます。96KHz 24-bit Super DIGITAL Transfer とコメントされたCDの音はややデジタル的に聞こえますが、鮮やかです。
 年を重ねた今、私には少しゆっくり目の演奏が合うようにも感じます。するとどの演奏が好みに合うのでしょうか、その時の気分によっても変わりそうです。
 
  ハイレゾ





  CD






 リッピングで聴く 再考

2020-03-02 15:58:20 | オーディオと音楽
 リッピングについて再考

 暫くぶりでリッピングしておいた曲を聴いてみました。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲 アルゲリッチのピアノ、デュトワ指揮・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。
 壮大な出だし、雄弁に演奏されています。録音も鮮明で臨場感もあり、これで良いかなと感じましたが、念のためCDで聴いてみました。そうすると何とCDの方が一層鮮明で音の広がりも良く聞こえました。
内田光子のピアノ、テイト指揮イギリス室内管弦楽団の モーツアルト ピアノ協奏曲でも、同様CDの方が良いように聞こえました。
 マランツSA12 を使っているので、同じDACで聞いていることになります。
以前 Sonica DAC で聞いていた時には、リッピングの優位性を感じていたのですが、(CDプレーヤーも違いますが) 如何したことか と考えてしまいました。
 リッピングの時にパソコンを使ったことに原因がありそうに思います。リッピングの時にも、しっかりしたCDプレーヤーを使うべきと思った次第です。