ハイレゾで聴く ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」
ブルックナーの交響曲を聞き出したのは高齢になってからでした。
ハイレゾを 聞き出してからも、沢山の曲をダウロードしています。特に第4番「ロマンティック」は4曲もありました。 何時の間にか増えていてびっくりしました。
ハイティンク指揮がロンドン交響楽団とのライヴです。
ハイティンク指揮は、ウィーンフィル演奏のCDもあり愛聴しています。
ロイヤル・コンツェルトヘボウをヤンソンスが指揮したハイレゾがあります。
昔から敬愛している ブルノ・ワルターが指揮しているこの曲も配信されたので、早速購入しました。
大事な録音がもう一つ、ティーレマン指揮、ウィーンフィルの 演奏です。
聞き比べてみました。
ハイレゾを聞き始めた頃に聞いたのは、ロンドン交響楽団演奏のハイティンク指揮がありました。演奏は比較的穏やかで、CDで聴いたウィーンフィルの演奏のテンポ・リズムに近い感じで進みます。どちらかと言えば堅実な演奏と感じました。録音は固い感じ、臨場感はありますが狭く広さを感じられませんでした。
ヤンソンスがロイヤル・コンツェルトヘボウを指揮した演奏は派手でなく、落ち着いて、確実に演奏されています。明るく華麗な面も含みます。オーケストラの音も良く響いて明るい演奏と聞きました。録音は良好です。
ブルノ・ワルターが指揮コロンビア交響楽団を指揮したレコードは、発売当時定番とされた録音です。LPがある筈だと探しましたが、見つかりませんでした。
ハイレゾ配信はDSDなのでアナログの要素をかなり聞かせてくれるかと思いました。
演奏は思いの外、早めに進むと感じました。優雅よりも確実さ・堅実さを感じ、昔思っていたよりも優しくないのだな と思い知らされました。
オーケストラは確実に鳴っていますが、厚みが少し足りない感じで奥深さが欲しい感じです。
ティーレマン指揮ウィーンフィルの録音は優しく美しいです。ゆっくりしたテンポで、豊かに、しかも確実に演奏が進みます。壮大という感じもありますが、厳しさというよりは、優しさを歌う感じは、ブルックナーの別の面を表現したと言えるでしょうか。第二楽章など、こんなに綺麗に聞こえるのかと感心して聴いた時間がありました。
録音も良いですが、祝祭大劇場の音の響きは、ウィーン・ムジークフェラインの黄金のホールの音と比べると、響きが少し少ないかな と感じました。
ザルツブルク音楽祭・祝祭大劇場での演奏、ライヴ録音です。
追加、ブルーレイオーディオ・ディスクで、ケント・ナガノ指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団 演奏の録音もありました。
演奏は極めてゆっくりと丁寧に演奏されています。一音一音、一フレーズ・一フレーズと実に荘重に演奏されます。このゆっくりしたテンポに一糸乱れず演奏するオーケストラも凄いが、それを受け止めて聴く聴衆の音楽性にも感心させられます。その聴衆あってこその演奏なのでしょう。
録音は鮮明でコンサートホールを想像させる響きですが、ダイナミックレンジが広いので、演奏会場でのフォルテシモを想定すると、弱音部を聞こえるようにする音量の設定が難しいと感じました。
人それぞれの聴き方、受け止め方があると思います。
これは、91歳を超えた高齢クラシック音楽愛好家の 独り言 です。
ブルックナーの交響曲を聞き出したのは高齢になってからでした。
ハイレゾを 聞き出してからも、沢山の曲をダウロードしています。特に第4番「ロマンティック」は4曲もありました。 何時の間にか増えていてびっくりしました。
ハイティンク指揮がロンドン交響楽団とのライヴです。
ハイティンク指揮は、ウィーンフィル演奏のCDもあり愛聴しています。
ロイヤル・コンツェルトヘボウをヤンソンスが指揮したハイレゾがあります。
昔から敬愛している ブルノ・ワルターが指揮しているこの曲も配信されたので、早速購入しました。
大事な録音がもう一つ、ティーレマン指揮、ウィーンフィルの 演奏です。
聞き比べてみました。
ハイレゾを聞き始めた頃に聞いたのは、ロンドン交響楽団演奏のハイティンク指揮がありました。演奏は比較的穏やかで、CDで聴いたウィーンフィルの演奏のテンポ・リズムに近い感じで進みます。どちらかと言えば堅実な演奏と感じました。録音は固い感じ、臨場感はありますが狭く広さを感じられませんでした。
ヤンソンスがロイヤル・コンツェルトヘボウを指揮した演奏は派手でなく、落ち着いて、確実に演奏されています。明るく華麗な面も含みます。オーケストラの音も良く響いて明るい演奏と聞きました。録音は良好です。
ブルノ・ワルターが指揮コロンビア交響楽団を指揮したレコードは、発売当時定番とされた録音です。LPがある筈だと探しましたが、見つかりませんでした。
ハイレゾ配信はDSDなのでアナログの要素をかなり聞かせてくれるかと思いました。
演奏は思いの外、早めに進むと感じました。優雅よりも確実さ・堅実さを感じ、昔思っていたよりも優しくないのだな と思い知らされました。
オーケストラは確実に鳴っていますが、厚みが少し足りない感じで奥深さが欲しい感じです。
ティーレマン指揮ウィーンフィルの録音は優しく美しいです。ゆっくりしたテンポで、豊かに、しかも確実に演奏が進みます。壮大という感じもありますが、厳しさというよりは、優しさを歌う感じは、ブルックナーの別の面を表現したと言えるでしょうか。第二楽章など、こんなに綺麗に聞こえるのかと感心して聴いた時間がありました。
録音も良いですが、祝祭大劇場の音の響きは、ウィーン・ムジークフェラインの黄金のホールの音と比べると、響きが少し少ないかな と感じました。
ザルツブルク音楽祭・祝祭大劇場での演奏、ライヴ録音です。
追加、ブルーレイオーディオ・ディスクで、ケント・ナガノ指揮、バイエルン国立歌劇場管弦楽団 演奏の録音もありました。
演奏は極めてゆっくりと丁寧に演奏されています。一音一音、一フレーズ・一フレーズと実に荘重に演奏されます。このゆっくりしたテンポに一糸乱れず演奏するオーケストラも凄いが、それを受け止めて聴く聴衆の音楽性にも感心させられます。その聴衆あってこその演奏なのでしょう。
録音は鮮明でコンサートホールを想像させる響きですが、ダイナミックレンジが広いので、演奏会場でのフォルテシモを想定すると、弱音部を聞こえるようにする音量の設定が難しいと感じました。
人それぞれの聴き方、受け止め方があると思います。
これは、91歳を超えた高齢クラシック音楽愛好家の 独り言 です。