オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

 ハイレゾ配信・LPで聴く ギーゼキング(P)  カラヤン指揮 ピアノ協奏曲

2023-01-18 14:18:13 | オーディオと音楽
  LPとハイレゾ配信で聴く ギーゼキング(P) カラヤン指揮 ピアノ協奏曲
 
 1951年に録音された ワルター・ギーゼキング(P) と カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団の グリーグのピアノ協奏曲が ハイレゾ配信で発売されました。
モノラル録音です。昔録音されたモノラル録音がどんな音で聞けるのか、興味があったので購入してみました。
 
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
フランク:交響的変奏曲 FWV.46

【演奏】
ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

【録音】
6 & 11 ,7 , VI.1951, Kingsway Hall, London ∙ MONO
オリジナル・マスターテープより2022年リマスター音源使用
 flac 96kHz/24bit

 手元には、曲目は違いますが、同じギーゼキングのピアノ、カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団の10インチLPがあるので聴き比べて見ました。モーツアルトのピアノ協奏曲第24番K491 です。
 始めにハイレゾの グリーグのピアノ協奏曲 から聴きました。ギーゼキングは当時ロマンチックな演奏ではなく即物的な演奏をすると言われていたように記憶しますが、今聞いてみると、ゆっくりと どちらかと言えば穏やかに始まります。そして丁寧に確実に演奏が続きます。第2楽章も綺麗です。第3楽章も華麗ですが落ち着いています。いい演奏だと聴きました。
録音は昔のモノラルで良くはありません。ピアノもオーケストラも鮮明さに欠けます。
真ん中に定位するのはモノラルの良さでしょうか、聴きやすいです。
 次にLPを聴いてみました。古いLPの10インチ盤です。表裏でモーツアルトのピアノ協奏曲第24番K491 の1曲が収録されています。
プレーヤーはビクターQLV1、カートリッジはベンツマイクロ リファレンス です。
繊細で綺麗な音が聴けました。今聴いても良い音だと思いました。オーケストラは良いですが、ピアノは少し弱いかな という感じです。
演奏は素敵です。良い演奏だと聴きました。
 ハイレゾ配信よりも、LPにより多くの良さを感じました。







ニューイア・コンサート 2023年を聴く

2023-01-03 14:59:31 | オーディオと音楽
  明けましておめでとうございます

ニューイア・コンサート 2023年
 今年もウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイア・コンサートを聴きました。
例年の如く録画しておいてBDディスクに移し、OPPO105Dで再生、マランツPM12、ソナス・ファーベル オリンピカ ノバ1 で聴きました。テレビは小型、卓上に置き音消とします。
 今年の指揮者は フランツ・ウェルザー・メスト。
曲目が殆ど今までに演奏されていない曲というのが少し不安でしたが、どの曲もウィーンで書かれた曲で耳に優しく楽しく聴くことが出来ました。
メストの指揮の下、ウィーン・フィルのメンバーが楽しそうに演奏しているのが印象的でした。ワルツやボルカのリズムやテンポはウィーン・フィルならではの良さでしょう。
ウィーン少年合唱団、ウィーン少女合唱団の歌声が爽やかで素敵でした。
 昨年、一昨年と続けて名古屋で演奏会が開かれ、コンサートホールに響き渡る美しく柔らかいウィーン・フィルの音響を聴いたので、耳に残る音色を思い出しながら聴きました。
録音が良くても自宅のオーディオシステムではホールで聴ける音の広がりは再生出来ないと痛感しました。
他に気が付いたのは、聴衆がマスクをしていないこと。
日本ではサントリーホールでのボストン交響楽団 演奏会も、名古屋でのパリ管弦楽団の演奏会もマスク着用が決まりですね。