オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  モーツアルト ピアノ協奏曲第17番

2019-09-27 09:29:41 | オーディオと音楽
 モーツアルトのピアノ協奏曲は第20番以後の曲が有名ですし、良く聞かれています。しかしそれ以前の曲も美しいです。
例えば第17番とか第19番など。
ハイレゾ配信でも複数聴くことが出来ます。
何回も聴いていますが、聴いてみるとやはり美しいです。第17番を聴きましょう。

 内田光子のピアノ、クリーヴランド管弦楽団の演奏。
  flac 96kHz/24bit 

 内田さんのピアノの音が迫力あるが美しい。第17番は名曲ですし、名演だと思いました。
最近の内田さんの演奏は美しさだけでなく、何かを考えさせる要素が加わったように聞こえると書きましたが、今回はそれを超えてモーツァルトの美しさを表現しているように思いました。

  クルト・レーゼルのピアノ、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団のピックアップメンバーとともに、ドレスデン、ルカ教会における録音。
  flac 192kHz/24bit
 静かな弦合奏が美しく始まり、間もなく綺麗な音色の管楽器が加わります。序奏が終わるとピアノが颯爽と奏で始めます。美しいモーツァルトの旋律が流れて行きました。ピアノもオーケストラも綺麗に確実に歪み無く美しい音でした。目の前にオーケストラがいっぱいに拡がり、ピアノの音が真ん中に定位します。
 始めに聴いた時に以上のように思ったのですが、その後何となく自分の思う演奏と異なるようなイメージに陥っていました。久人振りにDELAを通して聴くと、やっぱり良かった。素敵な演奏とステージの雰囲気でした。壮大な演奏ではなく小ぶりでスッキリとした演奏ですが、モーツァルトの美しさはかくあるべきか と感じます。





ラヴェル ピアノ協奏曲を聴く

2019-09-13 09:36:40 | オーディオと音楽
 ラヴェル ピアノ協奏曲 を聴く

 リオネル・ブランギエ指揮 チューリッヒ・トーンハレ 管弦楽団 演奏の ラヴェル
管弦楽曲集 から、ピアノ協奏曲を聴きました。ハイレゾ配信で録音しておいた曲、再々度の聴取です。
 ピアノは ユジャ・ワン 

  録音場所 チューリヒ、トーンハレ
   flac 96kHz/24bit

 今回聴き直してみると、落ち着いて美しい演奏です。リズミカルで激しさも感じさせる曲ですが、ゆったりとして優雅とさえ感じさせる時間もありました。
管弦楽曲集の中の演奏らしく、ピアノがあまり表に出ません。録音もそうなのでしょうがピアノが控目に演奏されていると感じました。

 ラヴェルのピアノ協奏曲というと、アルゲリッチのピアノ、アバド指揮,ロンドン交響楽団のCDを思い出します。堂々とした力溢れる名演で、リズムも強烈で激しさをも感じさせます。録音も満足出来ると思っています。リッピングして聴いてみると一層華やかに聞こえます。

 ユジャ・ワン 演奏の此の曲を聴いてみると、ラヴェルのゆっくりとした楽想の中の美しさを思い出しました。
 他の管弦楽曲も端正な演奏で、落ち着いて聴くことが出来ています。



バッハ ヴァイオリン協奏曲 を聴く

2019-09-03 08:26:08 | オーディオと音楽
 バッハ ヴァイオリン協奏曲 を聴く

 ギドン・クレーメルの弾いたバッハのヴァイオリン協奏曲をリッピングして聴きました。
この演奏は厳しく正確な演奏で、美しさに欠けると思っていましたが、リッピングしDELAに入れた曲を聴いてみると、大分印象が変わりました。正確さを保ちながら十分に美しいのです。
鋭さが減って綺麗に聞こえるという気持ちに変わりました。オーボエとの二重協奏曲がホリガーの演奏と相まって素晴らしいです。

 ハイレゾ配信では、ヒラリー・ハーンが弾いています。綺麗な演奏と音で良く聴きます。
   flac 192kHz/24bit

 この演奏もDELAを通してから一段と鮮明に聞こえるようになりました。
美しく綺麗な演奏です。音も鮮明で立体感も感じられ、楽しく聴くことが出来ました。
オーボエとの二重協奏曲でのオーボエとヴァイオリンの掛け合い うっとりとするような美しさです。

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