オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  チェリビダッケ指揮 ミュンヘン・フィル  未完成交響曲 ・ 新世界交響曲

2017-06-25 10:30:39 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル 未完成交響曲と新世界交響曲

 チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルの演奏で、シューベルトの未完成交響曲とドヴォルザークの新世界交響曲の録音がCDで再発売され、ハイレゾ配信もされているとの情報を見たので、
e-onkyo からダウンロードしました。
 シューベルトの交響曲第8番「未完成」は1988年9月30日のガスタイクでのライヴ録音で,ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の1985年6月16日のヘラクレスザールでのライヴ録音とのことです。
 flac 96kHz/24bit

 彼は1979年6月に首席指揮者に就任し、17年間この地位を維持しました。その演奏は高く評価され、私の年代の人にも熱狂的なファンがいました。私は余り彼の録音を聞いていませんでした。通常普遍的に演奏される曲よりも、難しい曲を多く録音するという印象でしたが、一般的な名曲も多く演奏していたのですね。
 この2曲は名演とされている録音です。
 来日公演を聞きましたが、一音一音は素晴らしく綺麗だが、それが続かない、繋がらないような印象を受けました。そのことを友人の一人に話すと、「同感だ」と言われました。
しかし、この録音を聞きますと、とても良い演奏です。ともすれば綺麗さに流れるこの2曲を、落ち着いて美しく、充実して心に響く曲が聞こえます。
 有名な「新世界交響曲」の第二楽章も、ゆっくりと念入りに演奏され、非常に美しい。

 ハイレゾ配信で聞くと、録音もかなり良く、鮮明な音と共に、臨場感も聞こえます。
安心して楽しく聞ける名曲の録音と思います。





ハイレゾ配信で聴く   カラヤン ベルリン・フィル  マーラー 交響曲第5番

2017-06-21 10:12:00 | オーディオと音楽
  ハイレゾ配信で聴く  カラヤン指揮 ベルリン・フィル マーラー 交響曲第5番

 1973年録音をハイレゾに編集し直した録音です。
 flac 96kHz/24bit

 名演と定評のある録音です。
 冒頭のトランペットの独奏が鮮やかに聞こえます。鮮明で臨場感を伴って鳴り響くのは、
ハイレゾにした効果が十分に出ていると思います。
 続いて管弦楽も立体感をもって重厚な音を聞かせます。

 只この曲について、私は十分な理解を得ていません。曲に没頭して聞くことが出来ないでいます。それは演奏のせいか、曲自体の理解が得られないか、良くわかりません。
 有名な第4楽章 アダージェット ゼア ラングザーム (極めて遅く)  も綺麗ですが緊張感をもって演奏されています。ゼア( 極めて) では無いように思えます。
 若い頃から、カラヤン ファンでは無かった私の印象は、年を摂った今も変わらないようです。

 録音について言えば、CDを聞いていないので比較は出来ませんが、多分相当改善されて、オーケストラの音が十分に聞こえると思います。ハイレゾを聞いてみる価値はあると思います。



ハイレゾ配信で聴く   カラヤン、ベルリン・フィル  「ツァラトスゥトラはかく語りき」

2017-06-13 13:49:23 | オーディオと音楽
  ハイレゾ配信で聴く  カラヤン、ベルリン・フィル  R・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」

 e-onkyo で ヘルベルト・フォン・カラヤン のセールがありました。せっかくの機会ですので2曲購入しました。R・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき、ティルオイレンシュピーゲル、ドンファン」の組み合わせと、マーラーの交響曲第5番です。
 私は、若かりし頃、アンチ・カラヤンでしたので、カラヤンのレコードは殆ど持っていません。
「英雄の生涯」とこの「ツァラトゥストラ」と「薔薇の騎士」はLPで所持し聴いています。
定評のある録音ですね。
 flac 96kHz/24bit のハイレゾ配信で聴いてみると、音が非常に安定しており、各楽器の音が明瞭に聞こえ、音場感も出ています。LPに比べると明らかに安心して聞ける音と感じました。
 録音年:1973年1月、3月
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

指揮者:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏者:ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン・ソロ)
楽団:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

「ツァラトゥストラ 」は私にとって、分り難い曲です。出だしの有名な曲は良いとして、その後が良く理解できません。カラヤン、ベルリン・フィルは壮大な音を出すな と聴いています。そこへ行くと「ティルオイレンシュピーゲル 」は分かりますね。曲想が聴き安いです。立派な演奏で定評のある通りだと聴きました。
 録音もハイレゾでは明瞭で安定した音で大音量が聞けます。

 ベルリン・フィルはカラヤンの後の、指揮者アバドもラトルも私にとって相性はあまり良くないようです。これでなくてはという録音が余りないのです。
 そう一つありました。カラヤン指揮のマーラーの第9番です。
 第5番を期待しましょう。




ハイレゾ配信で聴く   USB入力端子   前と後ろの違いについて 私見

2017-06-03 09:38:46 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く     USB入力端子 前と後ろの違い

 ハイレゾ配信を聴く時に、USB 端子から入力していますが、機器の前と後ろに入力端子がある場合、後ろの方が音が良いと情報があります。
今まで手軽に前端子から入力して聞いていましたが、後ろ端子から入力して聞いてみました。
すると、
 きらびやかな感じが少なくなって、大人しい音になると共に、音場感が出てきました。今まで直接音に近い感じで広さが出ていないと物足りなく思っていましたが、音の広がりを感じるようになりました。
 この方がクラシック向きか と思いますが、聴力の衰えた耳には、前の華やかさも捨てがたいと思います。
 とりあえず落ち着いた音を聞くことが出来る、後ろの端子を使うことにしました。
 Sonica DAC には大凡満足して聞いています。
 ハイレゾ配信の音とCDの音には差があって、ハイレゾ配信の音のほうが、音の鮮明さと音場の広がりの表現が優れていると聞こえます。高音部の聞こえなくなった高齢者の耳でも違いを感じることが出来ていると思います。
 CDをリッピングして聞く方法は、Sonica DAC の音になってしまうので、それが良いかどうか、人によると思いますが、私はCDは今まで聞いている GOLDMUND の MM39CD の方が良いと感じています。価格の差もあるでしょうか。それならば、評論家諸氏の推薦する高価な機器を導入すれば、もっと良い音を聞くことが出来るのでしょうか、何時も疑問に思っています。聞いてみるしか無いのでしょうね。

 ブログに出ている評価の声は、ちょっと聴き だけで判断しているようで適切でないと感じるものが多いように思います。