オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

Sonica DAC でNHK FM を聴く

2018-11-28 16:51:10 | オーディオと音楽
Sonica DAC でNHK FM を聴く
 
 NHK FM 放送をSonica DAC で聞くことが出来ます。
iPad でSonica DAC を開くとラジオ放送局の一覧が出てきます。更に開くを押すと、最後にNHK FM (東京) がありましたので、クリックして聞いてみました。時間のある時には、自分のレパートリーに無い思いがけない曲が聞けるので良いと感じることがあります。
 FMチューナーで聞いていましたが、自宅のチューナーでは音が今一つ良くないので、あまり聞きませんでした。
このSonica DAC で聞くFM放送は音が良く、CDにも匹敵する感じなので時々聞いています、午後2時から4時までの「クラシックカフェ」を聞くことが多いです。
 11月28日 ナレーションを伴う曲を放送していました。今まできちんと聞いたことがありませんので、興味を持って聴いてみました。プロコフィエフ「ピーターと狼」ナレーションが黒柳徹子さん、サンサーンスの「動物の謝肉祭」小澤征爾・指揮と語り、ボストン交響楽団 など。サティや武満徹の曲も。
ナレーションが入ると曲のイメージが全く変わりますね。
 武満の曲「系図」(若い人たちのための音楽詩) (ナレーションは女優 のん さん)を聴いていて、美しいな 武満の音楽だな と納得して聞いている中、朗読と合わせて聴いていると悲しい気持ちになりました。
 88歳の老クラシックファンの印象です。死 について考えます。系図は生と死で繋がっていますね。

ハイレゾ配信で聴く ルノー・カピュソン(V) ツィゴイネルワイゼン

2018-11-23 09:54:39 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く ルノー・カピュソン(V) ツィゴイネルワイゼン、ブルッフ ヴァイオリン協奏曲

 ルノー・カピュソン(V)  パーヴォ・ヤルヴィ指揮 パリ管弦楽団
  e-onkyo から
  flac 96kHz/24bit

 前に書いた スペイン交響曲 と一緒に入っている ツィゴイネルワイゼン を聞いてみると、穏やかで美しく弾いています。華麗ではありません。しかし確実に弾かれ、楽しく聞くことが出来ました。
この曲の華やかな面が強調される演奏が多く、敬遠していましたが、このルノー・カピュソンの演奏なら楽しめそうです。オーケストラも良く着けて好演です。
 続いて ブルッフ のヴァイオリン協奏曲を聴きます。ツィゴイネルワイゼンと同様に落ち着いた良い演奏だと感じました。テーマが暫く耳に残りました。

 このブログを書き始めてから、もう4年になるようです。ハイレゾの世界は激しく進歩しているようです。機器もどんどん進化しているようですが、追いついていけません。
 好きなクラシック音楽の配信は多くはありません。少しずつ増えてはいるようですが、自分の好むレパートリーには少ないですね。
 リッピングされる方も多いようですが、私はCDプレイヤーの音にも一利あるか と思って増やしていません。







ハイレゾ配信で聴く  パールマン(V)   ブラームス ヴァイオリン協奏曲

2018-11-06 08:47:39 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  パールマン(V) ブラームス ヴァイオリン協奏曲

 高名なヴァイオリニスト パールマンが1976年に録音した、ブラームスのヴァイオリン協奏曲がハイレゾで配信されていました。2015年にオリジナル・マスターテープよりアビイ・ロード・スタジオで24bit/96kHzリマスターされた音源を使用し、180gアナログLP盤として復刻発売されました。そのハイレゾ配信と思われます。
【録音】
1976年11月30日、12月1日、シカゴ、メディナ・テンプル

flac 96kHz/24bit   e-onkyo から

 若かりし頃のパールマンの演奏は、颯爽として鮮やかです。艶やかに歌います。それをジュリーニ指揮のシカゴ交響楽団がしっかりと支えています。
 落ち着いた演奏の多い中、この曲の華やかな一面を表わしていると思います。

 録音も確実て゛綺麗です。ハイレゾで蘇った面もあると思われます。
音源が広がり、臨場感が感じられます。
LPで満足のいく再生は難しいので、ハイレゾ配信の再生の方が少し手軽に楽しめるか と思います。







ハイレゾ配信で聴く  アンデルシェフスキ(P) バッハ イギリス組曲

2018-11-01 10:24:45 | オーディオと音楽
ハイレゾ配信で聴く  アンデルシェフスキ(P) バッハ イギリス組曲

 アンデルシェフスキ のピアノでバッハのイギリス組曲を聴きました。第1番、3番、5番 が録音されています。

 録音情報:2014年3月2-3日、4月28日~5月2日、6月3日~5日
Warsaw Philharmonic Concert Hall, Warsaw
  flac 96kHz/24bit  e-onkyo から

アンデルシェフスキ の演奏を聴くのは始めてです。現代の最も個性的で魅力的なピアニストの1人と言われているようです。

組曲第3番から始まりました。プレリュードからアルマンド、クーランドと続き、サラバンドでは静かに語りかけて、次の舞踏のメヌエットで華やかに、少し豪華気味のジーグで締めくくります。続いて第1番、第5番と演奏されています。
どの曲でもサラバンドでは心静かに落ち着き、次のメヌエットとの対比が鮮やかです。

バッハと言うと硬い、聴き難いというイメージがありますが、この演奏は楽しく聴くことが出来ました。

 録音も鮮明で美しい音が聞けます。鮮やかなタッチの音が綺麗です。
空気感も感じられ、楽しく聞けるのはバッハの曲としては嬉しいと思いました。