オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信、CD、LPで聴く モーツァルト ピアノ協奏曲 ・ 追加

2018-02-23 09:33:17 | オーディオと音楽
 追加 ハイレゾ配信、CD、LPで聴く  モーツアルト ピアノ協奏曲 第23番K488

 モーツァルトのピアノ協奏曲 第23番K488 には大事なCDが抜けていました。追加します。

 それは 内田光子さんのピアノ、テイト指揮,イギリス室内管弦楽団 のCDです。
 モーツァルトのピアノ協奏曲 全曲を録音した中の1枚です。録音は少し古くなりましたが、綺麗な演奏で、今も良く取り出して聴く1枚です。
 録音も十分綺麗で、中音部の充実した感じは好きです。

 第23番K488 では、バレンボイムのピアノ、指揮で ベルリン・フィル のCD も欠かせないと思います。

 内田光子さんの録音、第20番K466 も素晴らしい演奏ですが、この曲は気楽に聴くのには少し重たく感じ、気構えて聴くことが多いです。この曲も クリーヴランド管弦楽団 との新録音もあり、演奏は更に充実し、録音が鮮明になっています。
 第21番k467 も綺麗ですね。
 第22番k82 は有名ではありませんが、サントリーホールで聴いた思い出の曲、演奏なので親しみをもって良く聞きます。



ハイレゾ配信、CD、LPで聴く  モーツアルト ピアノ協奏曲

2018-02-20 10:58:27 | オーディオと音楽
ハイレゾ配信、CD、LPで聴く  モーツアルト ピアノ協奏曲 第23番K488

 私の好きなモーツァルトのピアノ協奏曲 第23番K488 を聞き比べてみました。
始め、内田光子とクリーヴランド管弦楽団の新しいCDを久しぶりに聴きました。今まで少し厳しいかなと思っていましたが、この時は静かに物語っているように感じました。美しくピアノが語ります。オーケストラも繊細です。録音は新しいだけあって、かなり鮮明です。
弦も管も美しく響きます。ピアノは一段と確実に響いています。
 ハイレゾではどうだったかと、ポリーニのピアノ、ベーム指揮ウィーンフィルを聴きました。美しいウィーンフィルの弦と管に始まって、若い時のポリーニのピアノが加わります。
オーケストラは歌う感じ、ポリーニはそれに乗って確実な演奏。録音はハイレゾならではの鮮明さ。CDよりは一層鮮明で、立体感をも感じます。後で聞いたLPを思い出すと、幾分デジタルさ を感じるかな と思いました。
 次に今まで良く聞いていた ブレンデルのピアノ、マリナー指揮,アカデミー室内管弦楽団のCDを聴きました。私にとって馴染みの演奏で中庸を行く感じです。録音はやや鮮明度を欠き、最新の録音には劣るようです。気楽に聴くのには差し支えありません。
 この録音にはLPが先行しています。一番気に入っているLPの中の1枚です。久しぶりに掛けてみました。ビクターQL-V1、カートリッジはベンツマイクロ・リファレンス。
とても素晴らしく、いい音が聞こえました。最初の弦の美しさ、細やかさ、続いて管が響きます。ピアノも美しく鳴ります。LPはこんなに綺麗だったのかと驚きました。音が続いて鳴りますね。途切れる感じが全くしません。
 でも取り扱いには矢張り不便です。
CDのリッピングも聴きましたが、デジタル・デジタルした感じで好きになれません。
 その時の気分に応じて、どれかを選択して聴くことになりそうです。


  その時の気分に応じて、どれかを選択して聴くことになりそうです。





ハイレゾ配信で聴く  ポリーニ(P) ベートーヴェン ピアノソナタ第4番 他

2018-02-01 09:29:05 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  ポリーニ (P) ベートーヴェン ピアノソナタ 4番9番他

 昨年、e-onkyoでピアノ曲のセールがありました。中に マウリツィオ・ポリーニの弾いた ベートーヴェンのピアノソナタ がありましたので、購入してダウンロードしました。
 2012年録音で曲目は、第4番作品7、9番作品14の1、10番作品14の2、11番作品22。
  flac 96kHz/24bit

 ポリーニは1975年からベートーヴェンのビアノソナタの録音を始めましたが、それから37年を費やしてこの録音、この後最後の録音を弾いて全曲を完成しました。(最後の録音 第16~20番については以前に書きました。)
演奏は丁寧に弾いています。初期のソナタという感じでなく、荘重にゆっくりとしたテンポで演奏されています。ベートーヴェンは初期から、私たちの抱くベートーヴェンのイメージに近い心に響く曲を作曲していたのだと思い知らせる演奏だと思います。
 バックハウスの全曲のCDがあるので聞いてみました。4番9番では比較的軽やかに早いテンポで弾いていました。初期のソナタらしいと感じさせる演奏でした。後期のソナタの充実感とは異なるアプローチかと感じます。
 ポリーニはゆっくりと堅実に演奏され、バックハウスとの違いは明瞭と感じました。
 
 録音はポリーニの演奏では鮮明で、ピアノのタッチも明瞭で、臨場感もあり、CDよりも明らかに進歩しています。

 「追記」
 ポリーニのベートーヴェン ピアノソナタ録音の最後に残った第16番~20番については、2015年5月2日に記載があります。読み返してみると、ハイレゾ配信とCDの音について、優劣が無いように書いてありました。
今回聞き比べてみると、曲目にもよるかと思いますが、バックハウスのCD録音と、ポリーニのハイレゾ配信では、ハイレゾ配信にかなりの優位を感じました。CD録音時期の関係もあるでしょうが、鮮明度は明らかにハイレゾが良かったです。機器の変更もあり、Sonica-DACの使い込みによる安定も寄与しているようです。