オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く ブルックナー 交響曲第8番 ティーレマン指揮  ウィーン・フィル

2020-10-26 10:46:23 | オーディオと音楽
 ブルックナーの交響曲第8番を聴きました。ティーレマン指揮 ウィーン・フィル の演奏です。
 ブルックナー
交響曲 第8番 ハ短調[第2稿・ハース版]
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリスティアン・ティーレマン
flac 96kHz/24bit  e-onkyo から購入しダウンロード
 
 ティーレマン指揮 ウィーン・フィル演奏のブルックナー交響曲は、昨年第7番を愛知県芸術劇場コンサートホールで聴きました。
期待していた厳しいブルックナーではなく、明るく豊麗な演奏でした。
始め何か違うなと聴いていましたが、その中に美しい豊かな音に包まれて、こういうブルックナー演奏も良いかな と思えるようになりました。とても柔らかで美しい音響でした。ホールの影響もあったでしょうか。
 今度聴いた第8番は、それに比べると厳しさも加わっていると感じます。ゆっくりと豊かに美しく、しかし奥に厳しさも加わっています。
比較的早めのテンポで進み という紹介もありましたが、私には比較的ゆっくりと確実に演奏されているように感じました。
新しい感覚の素敵な演奏と思いました。
ウィーン・フィルの音は綺麗です。弦も管も上手で、上手く混じりあっています。小さな音も美しく、フォルテも豊麗で、壮大に響き渡ります。

録音は鮮明です。臨場感もあります。
ハイレゾで自宅のシステムで聴くと、十分な音は出せていませんが、演奏会場の雰囲気も感じられます。
もう少し豊かな響きが欲しいような感じですが、これは昨年聴いた音の感じが頭に残っているのでしょう。

 

ハイレゾ配信で聴く ヘンデル オルガン協奏曲    シュターツカペレ・ワイマール

2020-10-20 09:44:18 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  ヘンデル オルガン協奏曲  ライプツィヒ・ゲルハルト教会

ヘンデルのオルガン協奏曲を聴きました。

ロタール・ザイファルト 指揮
J.E.ケラー オルガン
シュターツカペレ・ワイマール
 録音:1975年、1976年
 ライプツィヒ・ゲルハルト教会

  flac 192kHz/24bit  e-onkyo から

 オルガンの爽やかな音色が響きます、高音部が綺麗に聞こえます。続いて弦合奏が颯爽と加わります。前面一ぱいに拡がります。
爽やかで鮮やかな演奏です。豪壮な感じはありません。
オルガンに比べてオーケストラの音が大きいように感じました。室内楽編成だと思うのですが大きく聞こえます。
親しみやすく楽しく聴くことが出来ました。
 録音は鮮明です。オルガンもオーケストラも一体となって、歪みなく聞こえます。
音場感もあり、前面一ぱいに音が鳴り渡ります。



ハイレゾ配信で聴く  ヘンデル 合奏協奏曲  ベルリン古楽アカデミー

2020-10-02 09:06:52 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  ヘンデル 合奏協奏曲 第1番~第6番 ベルリン古楽アカデミー

 ヘンデルの合奏協奏曲はCDの発売直後に、トレバー・ピノック指揮、イングリッシュ・コンサートの演奏が発売され、鮮やかな演奏で愛聴していました。
最近はより鮮明な古楽器での演奏が推薦されるようです。
 暫くぶりで「レコード芸術」誌を読んだら、「新時代の名曲、名演奏500選」という特集があって読んでみました。新しい選者は若い人が多く、選曲も大きく変わってきましたね。
以前当然のように上位に並んでいた演奏が圏外に落ちているのが、とても興味深く読みました。特にバッハやヘンデルなど古典の曲に多いようでした。
良い演奏かどうかは自分で聴いてみて判断しますが、最近の演奏ではこういう特集も参考になります。
 ヘンデルの合奏曲ではどうか、500曲には含まれていませんが、「水上の音楽」を参考に。
ハイレゾ配信で見ると、ベルリン古楽アカデミーの演奏で「合奏協奏曲」集があったので聴いてみました。
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)Op.6より第1番~第6番
 ベルリン古楽アカデミー、ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリン/コンサートマスター)
 録音:2018年9月、2019年2月/ニコデマス教会(ベルリン)
  flac 96kHz/24bit

最近の演奏、録音です。
鮮明な音が鳴り響きます。古楽器独特の音調が強めに響きます。始めて聴いた時は少し異様な感じで聴きました。イメージとあまりに違って聞こえたためです。
何回か聴く間に少し慣れてきました。こういう強めの演奏もありかな という感じです。
しかし、これが昔の音かというと違うようにも思えます。
当時の楽器はこんなに鮮やかな強めの音が出たのでしょうか、それが率直な疑問です。
高齢の、近代の演奏に慣れ親しんだ者には、親しみが少ない音でした。
それが現代なのでしょう。

録音は鮮明です。
音場感というか広がりは少なく、楽器に近く直接音を聞く感じです。
演奏者の近くで聴く感じでしょうか。