オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

コンサートホールと録音で聴く  ウィーン・フィル

2023-11-15 09:44:45 | オーディオと音楽
 コンサートホールと録音で聴く  ウィーン・フィルハーモニー

 今年も ウィーン・フィル の実演を聴くことが出来ました。
11月10日 名古屋 愛知県芸術劇場コンサートホール
指揮者は予定と変わって、トゥガン・ソヒエフ
 曲目はベートーヴェンの交響曲第4番とブラームスの交響曲第1番
チューニングが始まると、ウィーン・フィルらしい響きが聞こえてきました。穏やかにまとまって響き渡る感じです。
筆者のウィーン・フィルの音のイメージは、以前聴いたティーレマン指揮のブルックナー交響曲第7番の音でした。ブルックナーにしては穏やかに過ぎると感じましたが、豊かに響く美しい音でした。そう思う時、昨年のリッカルド・ムーティ指揮の演奏は確実でしたが、早い感じて゛筆者にはぴったりとは落ち着きませんでした。
 今回の演奏では、筆者の体調が充分でないこともあって、ベートーヴェンの第4番は上手く聴けないまま終わりました。
ブラームスの第1番に期待します。朗々と堂々と始まる感じを受けました。
鮮やかに華やかな指揮が続きます。オーケストラの演奏も鮮やかに堂々と響き渡ります。
楽章が進むにつれ華やかさは強まります。古い感覚の筆者にはブラームスの1番は堂々進む中に厳かな曲のイメージがありますが、それが感じられず、あたかもチャイコフスキーの曲のようだと思ってしまいました。
聴衆を見てみますと、若い人たちが歓声を挙げていました。
新しい感覚で今風なのでしょう。
 アンコールの「美しく青きドナウ」も颯爽とした演奏でした。
ウィーン・フィルの美しい響きは聴くことが出来ました。
 ハイレゾ配信やCDで聴く ウィーン・フィルの演奏では、筆者は ティーレマン指揮の各曲が好きです。
ブルックナーの交響曲が聴けます。






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