オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

オーディオシステム 再考

2020-01-22 09:59:47 | オーディオと音楽
 オーディオシステム 再考

 私のオーディオシステムは モーツアルトのピアノ協奏曲 を心地よく聴こうと考えて、約20年前 数年をかけて作りました。スイス製のアンプ、CDプレーヤー、スピーカーを揃えたので、かなりの出費となりましたが、20年使ったので1年にすると先ず先ずの額でしょうか。最近音に歪みを感じるようになったので調べてみました。するとアンプシステムに異常が認められました。スピーカーは独特の響きを持っていて気に入っていましたが、片方はコイルが飛んで修理したので万全ではありません。
 最新のオーディオシステムはデジタル的にはかなりの進歩があるようです。この際オーディオシステムを一新してみようと思いました。予算は前のアンプ1台分位とします。
CDプレーヤーは以前マランツのSA12を導入したことがあり、かなり良いと思いましたが、
中音部に薄さを感じ、デジタルらしさを強く感じたので取り止めたことがあります。一つ下のランクになりますがSA10の評判が良いので、これにしました。USB-DACに切り換えて同じ音質の音を聴くことも出来ます。プリメインアンプは揃えて同社PM12にしました。
 同好誌によれば、ミドルクラスのようです。
 スピーカーはB&Wも考えましたが、歌う感じのするイタリア製の ソナスファーベル を考えました。以前東京の高級レストランのラウンジで、同社の高級スピーカーが美しく鳴っていたのが思い出されます。最新のソネットⅠが店にあったので自宅で聞かせてもらいました。私好みの音でした。少し低音が少ないのでトールボーイ型のソネットⅢを導入することにしました。綺麗な整った音だと思っています。スピーカー・コードを新しくしたら合わなかったなどの問題もありましたが、それもクリアーして約3ヶ月、だんだん音も馴染んできました。
スピーカーの間隔は約1.8m、聴く場所まで約1.8mです。両側にかなりの空間があります。
自宅の電源環境など条件が揃うと澄んだ綺麗な音が聴けます。私自身のコンディションも良くないとだめですが。

モーツアルトのピアノ協奏曲が美しく、心地よく聴けています。
CDを再生すると意外に音が良く、鮮明で音場感も出ます。ハイレゾを再生した音に近い音が出ていると思います。DACが同じだからでしょうか。






 以前使っていた プリアンプ、メインアンプ、CDプレーヤー は残してあります。
背面はガラス窓で、音が乱反射しましたので厚めのカーテンをかけたら治まりました。

蝶の写真を撮っています。絶滅危惧種を中心に。
 ブログ「蝶 旅の友」https://bbwn32.exblog.jp/ を書いています。
 蝶の写真が散らばっています。


ハイレゾ配信で聴く  ベートーヴェン 三重協奏曲

2020-01-08 18:33:54 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く ベートーヴェン 三重協奏曲

 ピアノ : スヴャトスラフ・リヒテル
 ヴァイオリン : ダヴィド・オイストラフ
 チェロ : ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ

 指揮 : ヘルベルト・フォン・カラヤン 、
 管弦楽 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 【録音】
  1969年9月15-17日 ベルリン

  flac 96KHz/24bit e-onkyo からダウンロード

 ベートーヴェンの三重協奏曲は良い曲だと思っています。三人の独奏者に名人を揃えるのは難しく、演奏される機会は少ないようです。録音はされていますが、多くはありません。
リヒテルがピアノ、オイストラフのヴァイオリン、チェロにロストロポーヴィチとロシア出身の名立たる名手を揃え、カラヤンが指揮したこの録音は古くなりましたが名盤とされています。
 ハイレゾに変換されて発売されています。
 カラヤンがリードした演奏のようですが、三人の名手は流石にそれぞれの演奏を充分に競わせて、美しく且つ溌剌と歌っています。
 録音も鮮明になり、音場感が増したように聞こえました。

 他の演奏者によるCDも聞いていますが、三人が揃わず、どこかに弱点を感じることが多いように思います。その点、リヒテル等による此の演奏は力量が揃って素晴らしく、楽しく聴くことが出来ると思います。