オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  サンサーンス 交響曲第3番・動物の謝肉祭  パッパーノ 指揮 マルタ・アルゲリッチ (P)

2019-04-14 10:31:26 | オーディオと音楽
ハイレゾ配信で聴く  サンサーンス交響曲第3番、動物の謝肉祭
            パッパーノ指揮 マルタ・アルゲリッチ(P)

 サンサーンスの有名な2曲を聴きました。2曲まとめてあるのが有難いです。

指揮 : アントニオ・パッパーノ
管弦楽 : ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
ピアノ : マルタ・アルゲリッチ

   flac 96kHz/24bit  サンサーンス交響曲は 44.1kHz/24bit

 サンサーンスの交響曲第3番は パッパーノの指揮で快調に演奏が進みます。イタリアの楽団ならでは でしょうか。
オルガンが入ると低音の響きが増します。
最終楽章に入ると、オルガンを含めての大合奏となります。盛大な響きで圧倒される感じです。
録音も良く、充分大音量を楽しめます。オルガンの低音を聞くには、それなりのオーディオシステムが必要でしょうが、小さなシステムでもそれなりに楽しめると思います。

 「動物の謝肉祭」はマルタ・アルゲリッチのピアノ独奏が入り、彼女の独演状と聞こえます。有名な「白鳥」は流石に立派な演奏です。
録音はピアノに重点が置かれているように思いますが、アルゲリッチのピアノなので当然なのかもしれません。



ハイレゾ配信で聴く  チャイコフスキー ピアノ協奏曲 デニス・コジュヒン(P)

2019-04-01 09:17:29 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く チャイコフスキー ピアノ協奏曲 デニス・コジュヒン(P) 
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、ベルリン放送交響楽団

デニス・コジュヒン と言うピアニストの名は始めて聞きました。1986ロシア生まれ。
2010年エリザベート王妃国際音楽コンクールにおいて、圧倒的な評価を得て優勝を飾る。
強靭なテクニックと豊かな表現力を兼ね備えたロシア期待の星、と言われているそうです。
チャイコフスキーとグリーグのピアノ協奏曲が録音されたので聞いてみました。
DSDでの発売が興味を惹きました。

デニス・コジュヒン(ピアノ)
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、ベルリン放送交響楽団
セッション録音:2015年10月/フンクハウス・ベルリン・ナレーパシュトラッセ(ベルリン)
DSF 2.8MHz/1bit e-onkyo から

 ゆっくりとした落ち着いたテンポで始まりました。華麗な演奏の多い此の曲ですが、若いピアニストなのに遅めのテンポです。確実に、しかし優雅さをも感じさせる演奏が続きます。
華やかで速いテンポのアルゲリッチの演奏とは真逆の感じでした。新しいチャイコフスキーの解釈、新しい若い時代の到来を思わせてくれました。

目の前に演奏会場が広がったようなイメージを感じたのはDSD録音のせいでしょうか。
鮮明さもありますが、より音場感を感じました。
いい演奏、良い録音で聴けたという印象を受けました。