オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ初心者が聴く ハイレゾ配信 クラシック音楽

2017-11-20 15:43:12 | オーディオと音楽
 初心者が聴く ハイレゾ配信  クラシック音楽

 永く使っていたwindows7から10に変えて見ました。
 始め慣れないため、いろいろなトラブルもありましたが、ようやく落ち着いて使えています。
家屋上の制限もあり、未だに光回線を使っていません。それでもPC上の動きはかなり早くなりました。
 このPCに最新のfoobar2000を導入しました。
 初心者の私のやり方をお知らせします。間違いがあれば教えてください。
今の最新版はfoobar2000v1/3/16 です。
foobar2000v1/3/16をダウンロード。ASIO support と WASAPI output support をインストールしました。DSDを聞くには更にインストールが必要ですが、今聞いているのはPCM だけですから、DSDを聞くのは後回しにしました。(面倒なのと良く分からないのが本音です。発売されている作品も少ないです。)
 CDがPCMでSACDがDSDです。
e-onkyo を見てみると、ピアノ作品のセールをやっていました。すでに購入済みの作品もありますが、新しい録音も含まれています。
 マウリツィオ・ポリーニ の弾いた ショパン後期作品集と、ラン・ランのピアノ・マリインスキー劇場管弦楽団、ゲルギエフ指揮 でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を購入しました。
 光回線でなくADSLのため、時間がかかるのが難点です。
 e-onkyo downloader に曲目が並びますから、全曲ダウンロードをクリック。ダウンロードが完了すれば、ファイルをクリック。そうすればPC のミュージックにe-onkyo の欄が出ます。それをクリックすればインストールされた曲目の欄( ファイル )が出ます。
 ここからfoobar2000 に移します。

 foobar2000 を開きます。PC でミュージックの曲目のファイルをドラッグしてfoobar2000の画面にスライドすると、ファイル中の全曲目の一覧が出てきます。
曲を指定して演奏をタッチすれば、PCから曲目が聞こえてきます。この時左下の欄を確認すると、FLAC|2400kbps|96000Hz|stereo|と演奏時間が表示されます。ハイレゾになっていると確認出来ると思います。勿論PCの音では十分ではありません。
 foobar2000の音をオーディオ装置で聞かなければハイレゾの音は聞けません。オーディオ専用のNASに取り込んで、デジタルファイルプレイヤーを通して、既存のオーディオシステムから再生することになります。
 USBメモリーからの再生も可能なので、私は高級NASを導入する前の段階として、ポータブルHDDに取り込んで使用しています。それでもハイレゾ配信の音の良さは聞けていると思っています。雑誌でもUAB端子から直結の音も良いと出ていました。

  ポリーニの弾くショパンの後期の作品は、若い時のような派手さは無く地味ですが、緻密で滋味あふれる演奏を聞かせてくれました。音も良くCD以上と感じました。
 ラン・ランのピアノのラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番もピアノの音を表に出して、堂々とした演奏です。オーケストラは控えめに聞こえますが、指揮のゲルギエフがしっかりと支えています。

 尚、今使っているのは、OPPOのSonica SAC です。高級部品を使っているのに、安いと評判です。約半年使って音はかなり馴染んできました。が、音は鮮明ですが、音場感は少なく、音楽的にはもう少しかな と感じています。
USBメモリーをA端子に入れますが、この時機器前面のA端子よりも、後部のA端子からの方が音が良いと感じています。もう一つ、Sonica DAC は脚が弱いように思いますので、インシュレーターを使い補強しました。聞いてみて良くなっていると感じました。
曲目はiPAD にUSB の項目があり、それを開くと一覧表が出ます。作曲者名で分けて保存しておくと便利と思います。

しかし、これ以上の音を聞くとなると、大分高額の機種でないと違いは分からないか と思い暫く今のままで聞く予定です。

Sonica DAC



プリアンプ



   スピーカー  アンサンブル リファレンス・シルバー





ハイレゾ配信で聴く  ポリーニ (P)  ショパン 後期作品集

2017-11-15 09:35:34 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  ポリーニ (P) ショパン 後期作品集

 最近録音された マウリツィオ・ポリーニ の弾く ショパン の後期の作品集を聴きました。
 後期の作品は落ち着いて初期のような華やかさはありません。ポリーニ の
演奏も確実に緻密に弾かれ、華やかさはありません。ショパンの晩年の詩情を
聴かせます。
 ベートーヴェンの中期のピアノ・ソナタを聴くと、ポリーニの演奏にはショパンと相通じるものがあるように感じました。両者を切り替えて聞いてみて、違和感を感じなかったのに驚きました。録音のせいかもしれませんが。
( 直ぐに切り替えて聴けるのは、iPADのおかげです。)
 録音は良好で、ピアノが中央から綺麗に鳴り響きます。
  flac 96kHz/24bit  
    
[ 曲目 ]
舟歌 嬰へ長調 作品60

3つのマズルカ 作品59: 第1番 イ短調: Moderato
3つのマズルカ 作品59: 第2番 変イ長調: Allegretto
3つのマズルカ 作品59: 第3番 変ヘ短調: Vivace

幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61

2つの夜想曲 作品62: 第1番 ロ長調: Andante
2つの夜想曲 作品62: 第2番 ホ長調: Lento

3つのマズルカ 作品63: 第1番 ロ長調: Vivace
3つのマズルカ 作品63: 第2番 ヘ短調: Lento
3つのマズルカ 作品63: 第3番 嬰ハ短調: Allegretto

3つのワルツ 作品64: 第1番 変ニ長調: Molto vivace
3つのワルツ 作品64: 第2番 嬰ハ短調: Tempo giusto
3つのワルツ 作品64: 第3番 変イ長調: Moderato

マズルカ ヘ短調 作品68: 第4番: Andantino

  
 録音年:2015年5月、9月、2016年5月
録音場所:ミュンヘン

 

ハイレゾ配信で聴く  ラン・ラン (P) ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 他

2017-11-04 09:36:45 | オーディオと音楽
  ラン・ランのピアノ、ゲルギエフ指揮とマリインスキー劇場管弦楽団の演奏で、ピアノ協奏曲第2番 と パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 を聴きました。
 録音年:2004.07.01
  録音場所:フィンランド、ミッケリ、マルッティ・タルヴェラ・ホール
  録音方式:ライヴ、デジタル録音 [4D]

  flac 96kHz/24bit   e-onkyo からダウンロード。

 好演奏だと聞きました。
 ラン・ラン のピアノを中心にした録音で、オーケストラは控えめに聞こえます。
テクニックを十分に発揮した ラン・ラン のピアノは見事ですが、指揮の ゲルギエフ は流石です。オーケストラはピアノを超えたりしませんが、バックで見事に引き締めています。

 パガニーニの主題による狂詩曲 も好演ですが、ギャップレス設定可能にしていないと、演奏が途切れ途切れになってしまい、上手く聞けません。
 自宅のSonica DAC にも導入が必要でした。( 未だ出来ないようです。)

音質は自宅のオーディオシステムに左右されることが多く、気候や周囲の電源状態など、条件が揃えば良い感じで聴けますし、今日は音が良くないなと思う時もあります。
 ハイレゾ配信だから音が良いとも言えないようです。
 iPAD の楽曲の配列にも間違いが起きる時があり、不安定な時があって気になっています。