オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  リッピングで聴く との比較・私見

2018-04-26 10:03:34 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く   リッピングで聴く との比較について・私見

 Sonica DAC を導入してから1年が過ぎ、音も大分安定してきたように感じています。
 以前にALACでリッピングしてあった モーツァルトのピアノ協奏曲 を聞いてみました。
第22番k482、第23番K488です。内田光子のビアノ、ジェフリー・テイト指揮 イギリス室内管弦楽団 演奏のCDです。ALACは鮮明で綺麗な音が聞こえました。
OPPO BDP-105DJP で聞いた時とは鮮明さが違いますね。Sonica DAC の初期からも良くなっていて、リッピングした曲も楽しく聴くことが出来ると感じました。只Sonica DAC
の音になってしまいます。中音部の充実感がCDを聞く時よりも少ない感じがします。

 ハイレゾ配信でダウンロードした、第18番k456、第19番K459、 内田光子 ピアノ・指揮クリーヴランド管弦楽団 を聴きました。曲は違いますが音の比較は出来ると思います。良い演奏で内田さんの演奏の深さと録音の進歩を楽しめます。ハイレゾの方が立体感があり、音場の広さを感じさせてくれます。鮮明というだけでなく、雰囲気をも聞こえるように感じました。
 内田・クリーヴランド管弦楽団の第17番、第25番も良いと思います。

 まとめて見ると、リッピングでも聴けるけれど、新しく録音されたハイレゾは一段と良くなっている となると思います。演奏の良いことが必要条件ですが。
 ハイレゾ配信では解説が読めないのが難点ですね。私は解説を殆ど読まないで聴きますが、曲によっては解説が必要な場合があります。





ハイレゾ配信で聴く シューマン ピアノ四重奏曲 アックス(P) 他

2018-04-20 09:05:39 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く シューマン ピアノ四重奏曲 作品47 アックス(P) ロイヤル・コンツェルトヘボウ管弦楽団・室内楽メンバー

 ヴァイオリン協奏曲の前に、シューマンのピアノ四重奏曲 作品47 を聞きましょう。
ピアノは アックス、ロイヤル・コンツェルトヘボウ管弦楽団の室内楽メンバーの演奏です。
 ヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲の間にさりげなく入っていました。
 すっきりとした端麗な演奏です。アックスのピアノは、この曲では主体性を発揮して曲をリードしています。第3楽章も綺麗。第4楽章は張りがあって、聞いたことがある曲だなー と思い出せました。
 録音も鮮明で綺麗です。

 2016年6月 アムステルダム ヴァールゼ教会でのセッション。


ハイレゾ配信で聴く ブラームス ピアノ協奏曲第1番 アックス(P) ロイヤル・コンツェルトヘボウ管

2018-04-11 15:41:23 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く ブラームス ピアノ協奏曲第1番 アックス(P) ロイヤル・コンツェルトヘボウ管弦楽団

 e-onkyo でロイヤル・コンツェルトヘボウ管弦楽団のライヴシリーズを見ていましたら、
ブラームスの協奏曲がありましたので聴いてみました。
 flac 96kHz/24bit

 先ずピアノ協奏曲第1番。ピアノは エマヌェル・アックス、指揮は ベルナルト・ハイティンク。
 ライヴ録音です。

 此の曲にしては穏やかな演奏と思いました。
 ハイティンクの指揮は何時もながら落ち着いています。アックスのピアノも控え目な演奏。ピアノ協奏曲というよりは、ピアノ付きの交響曲という感じと言えば分かりやすいか と思いました。
 録音も派手でなく落ち着いています。何時ものロイヤル・コンツェルトヘボウ管の艶やかな音とは違って地味な音響に聞こえました。
 豪快な演奏を期待すると、違った音が聞こえますが、ゆったりと落ち着いて聴けると思います。

 次はヴァイオリン協奏曲の予定です。





ハイレゾ配信で聴く LPとの聞き比べ  バッハ 無伴奏チェロ組曲  トルトュリエ と フルニエ

2018-04-07 10:25:12 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く LPとの聴き比べ  バッハ 無伴奏チェロ組曲  フルニエ と トルトュリエ

 久しぶりで LPで バッハ の無伴奏チェロ組曲を聴いていました。ポール・トルトュリエのチェロ独奏です。このLPが出た頃、フルニエが好演の第一番に押されていました。トルトュリエの演奏は素朴さを取り上げられていたように記憶します。カザルスは別格扱いだったと思います。
 LPを自然な感じで聴こえるな と聴いていました。第1番、第2番と聴いてから、ハイレゾ配信で同じ曲 ピェール・フルニエの録音を聴いてみました。
中音が強まり鮮やかな音が聞こえました。曲は確かに同じで、間違い無く同じ曲と聞き取れますが、ハイレゾは鮮やかに聞こえます。LPはおとなしい感じに聞こえます。LPの方が自然のようにも思えます。
 聴力の衰えた私には ハイレゾ配信の方が聞き取りやすく感じました。少し強いかな という感じもありますが。
 ハイレゾ配信で聴いていて、第6番のアルマンドに入った時、素晴らしい音の世界に入ったように感じました。天国の音を聴いている感じでした。その時間はそんなに長くは続きませんでしたが、暫くぶりに至福の時を過ごしました。
 音の良し悪しを聞くよりも、音楽そのものを楽しむことの大切さを感じました。
 機器の聞き比べも楽しいひと時ですが・・・

 老クラシックファンの感想です。


ハイレゾ配信で聴く  エマヌエル・パユ (F) C.P.E バッハ フルート協奏曲

2018-04-01 09:15:24 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く エマニュエル・パユ(F)  C.P.E.バッハ  フルート協奏曲集

音楽の父J.S.バッハの次男として、父親からの薫陶を受けて音楽の道を歩んだC.P.E.バッハの作曲した フルート協奏曲を、エマニュエル・パユ が録音しています。
 指揮はトレヴァー・ピノック、管弦楽がポツダムチェンバーアカデミー。
  録音 2014年3月30日

  e-onkyo から  flac 96kHz/24bi でダウンロード。

 活発な古楽器による序奏の後、颯爽とパユのフルートが登場します。フルートはモダン楽器ですが、超絶技巧の演奏で圧倒的に響き渡ります。
 曲は軽やかで、重苦しさは無く、気軽に聴くことが出来ると思います。

 録音も良く前面いっぱいに、鮮明に広がります。