オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

オーディオシステム を新しくしました

2019-11-26 15:03:11 | オーディオと音楽
 オーディオシステムを更新しました

 先日ウィーンフィルの演奏を楽しく鑑賞出来て嬉しかったです。
その時、オーケストラの音は素晴らしく綺麗に聞こえました。フォルテでも歪みなく、弱音も美しく聞こえました。難聴の耳にも破綻なく美しく聞こえました。
 自宅のオーディオシステムでオーケストラの音に歪みを感じていたのは何だろうと感ずきました。何処かで異常が起きているのではないかと思いました。
 何時もお願いしているオーディオ屋さんに頼んで検討して見ることにしました。先ずはスピーカー、昔高級機を聞いて良かったなと思っていた ソナスファーベルの最新の小型機ソネットⅠ を聞きました。同じように歪みが出ます。異常はアンプかプリアンプにありそうでした。そこで最新のプリメインアンプから、マランツのPM12を聞いてみました。
すると歪みなく聞こえました。
 今までは残り少ない人生、使い続けてきたオーディオシステムで聞いていこうと思っていましたが、心機一転、現代の新しいシステムで聞くことを決意しました。
 CDプレーヤーもSACDも聞くべくマランツのSA12を聞いてみました。CDが意外に良く聞こえ、CDを一通り聴き直してみたいと思うようになりました。DELAのN100を繋ぐとハイレゾも聞くことが出来、iPadを使って選曲も自在です。
 スピーカーは低音と音場感を少し増やすように、トールボーイ型のソネットⅢにしました。ソナスファーベルの音はB&Wに比べると、明るいですが親しみやすいと思います。モーツアルトのピアノ協奏曲を聞くのには最適だと思っています。
 今 ブレンデルのピアノ、マリナー指揮アカデミー セントマーチン・インザフィールドの演奏でモーツァルトのピアノ協奏曲 全曲を聞きつつありますが、時間が経ってエージングが進むにつれ、音も落ち着いて綺麗に聞こえ、楽しく聞くことが出来るようになりつつあります。ピアノの音が綺麗ですね。
 電源の状態が良い時には一層クリアーに聞こえます。

 ハイレゾ配信でも聞いてみます。 まずk271、確実で綺麗なオーケストラに始まって、ブレンデルのビアノがしっかりと美しく聴こえてきます。端整で美しいテンポです。マッケラス指揮のスコットランド室内管弦楽団の演奏もぴったりで美しい。CDと比べると、ピアノの演奏が軽やかに自由になったように感じとれました。録音の影響があるのかもしれませんが。


ブルックナー 交響曲第8番 を聴く

2019-11-11 14:23:50 | オーディオと音楽
 久しぶりにオーケストラの実演を聴きました。
 ウィーンフィルの演奏で指揮はティーレマン、曲目はブルックナー交響曲第8番
申し分のない良い企画です。
 会場は名古屋市、愛知県芸術劇場コンサートホール。
 名古屋でブルックナーを演奏してくれるのは嬉しかった。
 家庭の事情で暫く演奏会に行けなかったので、チケットを買っていなかったのですが、偶然直前に近く手に入りました。
 期待大きく演奏の開始を待ちました。

 始まって直ぐ、ウィーンフィルは変わったな と感じました。ブルックナーの8番は荘厳にゆっくりと演奏されるのがこれまでの傾向です。それがテンポ良く歯切れよく颯爽と演奏されます。大音響も聞かれます。ワーグナーかリヒアルト・シュトラウスを思わせるかの如くでした。面白いと思いましたが、私的にはいいな とは思えませんでした。第1楽章の後半に「薔薇の騎士」のフレーズが一瞬聞こえたように感じてえっと思いました。しかし面白く最後まで楽しく聴けました。
ウィーンフィルの音色はそのままに美しく、フォルテでも破綻なく、弦も管も素敵な音を聴かせてくれました。
 アンコールの「天体の音楽」も颯爽として早目の演奏でした。しかし独特のワルツのニュアンスはそのままで良かったです。
 弦も管も独特の優美さを残しつつ、新しいウィーンフィルを感じさせました。

 演奏が終わると盛大な拍手、ブラボーの声も大きく聞こえました。若者の声でした。若いクラシックファンが居ることを嬉しく思いつつ、帰りの通路へ出てみると、中高年の姿が殆どの感じ。入場料が若者には高過ぎますね。

 ブルックナーの交響曲第8番は、ベーム指揮ウィーンフィルの演奏がハイレゾ配信でも聞くことが出来ます。しかしLPを持っているので購入せず。
これも定評のある クナッツバーツブッシュ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 のLPを聴きました。荘厳な感じのする充実した演奏です。流石に録音は少し古くなりました。
CDではハイティンク指揮 ウィーンフィルを良く聴きます。落ち着いた美しい演奏です。聞きなれた此の演奏と思うと、ティーレマンとウィーンフィルは変わったな― と考えざるを得ませんでした。
これから何処へ行くのでしょうか。

 以上は私だけの感想でしょうか。皆様はどの様な感想を持たれたでしょうか。