オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾ配信で聴く  ユンディ・リ  ベートーヴェン ピアノ協奏曲「皇帝」

2017-01-31 10:47:12 | オーディオと音楽
 ハイレゾ配信で聴く  ユンディ・リ (P)  ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」

 若い中国出身のピアニスト、ユンディ・リ がベルリン・フィルと演奏した ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」。指揮は ダニエル・ハーディング。
 2014年ベルリンでの録音。
 大分以前から録音が良いとオーディオの記事で知っていましたが、今度 e-onkyo から購入して聞きました。
 flac 96kHz/24bit
 foobar2000使用、USBメモリーでOPPO105のA端子からプリアンプへ。アンプはゴールドムンドMIMESIS28、( 修理完了 )、スピーカーはアンサンブル、リファレンス・シルバーを永く使っています。( 小型ですが、美しい音と共に、音場の再現が良く、演奏会場の表現に優れています。)
 ユンディ・リの演奏は颯爽としています。歯切れよく先へと進みます。壮麗な皇帝ではなく、若き皇帝の如くです。豪快でもありません。深い意思を求めると異なりますが、この軽快な演奏も第5番の一面を表しているでしょう。
一聴に値すると思います。
ハーディング指揮のベルリン・フィルの演奏も破綻無く見事です。
 録音も明快、鮮明に聞こえます。
 楽器の位置も分かリ雰囲気も出ていますが、かなり直接的でホールトーンは感じられないように聞こえました。

 最近高齢化と共に聴力の衰えが顕著になり、もっと良い音で聞きたいなと思うことが多くなりましたが、それでもクラシック音楽を聞けることは有難いと思っています。
楽しく聴けるように、体の状態を整えることは勿論ですが、オーディオ装置の整備も行って、LPやCDを聞きながら、時々はハイレゾ配信も聞いてみたいと思っています。
 DSD配信も増えてきました。聞いてみたい気持ちはありますが、PCでfoobar2000をもう一度整備するのに気が向きません。暫くはこのままで聞きたいと思っています。




ハイレゾ配信で聴く  再聴   モーツァルト ピアノ協奏曲

2017-01-04 09:41:06 | オーディオと音楽
 明けましておめでとうございます

 再びモーツァルトのピアノ協奏曲についてです。
  私はモーツァルトのピアノ協奏曲が大好きで、その曲が心地よく聴けるようにオーディオシステムも整えました。
 マイベストに選んだ演奏は2014年2月に、私のもう一つのブログ「蝶 旅の友」http://bbwn32.exblog.jp/ に2回に分けて載せましたので、興味のある方はご覧頂ければ幸いです。
 ハイレゾ配信を聴くようになってからも、モーツァルトのピアノ協奏曲があれば聴くようにしていますが、なにせ数が少ないですね。
 今回メインアンプの修理が完了し、以前の組み合わせに戻しましたので、聴き直しています。
 今までのアンプに比べると緻密な表現が可能になっています。しかし全体として高音部に重点が移ったようで、中音部が薄くなったように感じられました。修理前と比べてもそう感じます。エージングが進めば変わってくるかもしれません。

 今までに聴いたハイレゾ配信の曲を再び聞いてみますと、良いなと思ったのは、
 ポリーニのピアノ、ベーム指揮、ウィーンフィルの第23番K488、
 内田光子のピアノ、指揮、クリーヴランド管弦楽団の第25番K503、
 ブレンデルのピアノ、指揮、スコットランド室内管弦楽団の第9番K271、
でしょうか。
 後期の著名な曲の配信が少ないですね。
 ポリーニのK488については、以前にも述べましたが、今回又ブレンデルのピアノ、マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団のLPを聞いてみました。ヴァイオリンの倍音の微妙な美しさは聞き取れませんでしたが、流れるような美しさは十分で、これに比べるとポリーニは少し硬いのかな と感じさせられました。只ハイレゾ配信のポリーニも十分に美しいです。

 新しく録音されることも少ないのでしょうが、沢山の演奏が聞けるようになると良いと思っています。