ハイレゾ配信で聴く アルゲリッチ・小澤 水戸室内管弦楽団 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番
2017年5月、水戸芸術館で行われた水戸室内管弦楽団 第99回定期演奏会に マルタ・アルゲリッチをゲストに招き、小澤征爾指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番が演奏されました。そのライヴ録音がCDで発売され、ハイレゾでも配信されています。
好評のようです。遅まきながらダウンロードし聴いてみました。
e-onkyo から flac 96kHz/24bit
第1楽章 整然と厳しく始まります。アルゲリッチのピアノは流麗でタッチも美しく、彼女らしく弾みますが、小澤の厳しさの枠内にとどまるようです。
第2楽章も同様、厳しさを感じます。私にはもう少し穏やかさが欲しかったと感じました。
第3楽章になると、俄然アルゲリッチが走り出します。鮮やかな演奏ですが早いです。追いついていけない位の早さです。オーケストラは負けずに付いていきます。演奏が終わると熱烈な拍手。聴衆の熱狂ぶりが感じられます。
昔のアルゲリッチの演奏は曲によりますが早くても熱情溢れる感じでした。当時、私も一時追いかけに近い状態になりました。が、今回はその速さに付いていけません。私が歳を取ったせいでしょうか。
録音は鮮明ですが、立体感・音場感が少ないように思います。室内管弦楽団なので大きさが出ないのはやむを得ないのかもしれませんが、演奏終了後の拍手は盛大に聞こえます。実演を聴いていれば共鳴出来たかもしれません。
昔 友人が小澤の演奏は実演を聞かなければ分からないよ と言っていて、実際に小澤指揮・ボストン響の来日公演を聴いて納得したことを思い出しました。
2017年5月、水戸芸術館で行われた水戸室内管弦楽団 第99回定期演奏会に マルタ・アルゲリッチをゲストに招き、小澤征爾指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番が演奏されました。そのライヴ録音がCDで発売され、ハイレゾでも配信されています。
好評のようです。遅まきながらダウンロードし聴いてみました。
e-onkyo から flac 96kHz/24bit
第1楽章 整然と厳しく始まります。アルゲリッチのピアノは流麗でタッチも美しく、彼女らしく弾みますが、小澤の厳しさの枠内にとどまるようです。
第2楽章も同様、厳しさを感じます。私にはもう少し穏やかさが欲しかったと感じました。
第3楽章になると、俄然アルゲリッチが走り出します。鮮やかな演奏ですが早いです。追いついていけない位の早さです。オーケストラは負けずに付いていきます。演奏が終わると熱烈な拍手。聴衆の熱狂ぶりが感じられます。
昔のアルゲリッチの演奏は曲によりますが早くても熱情溢れる感じでした。当時、私も一時追いかけに近い状態になりました。が、今回はその速さに付いていけません。私が歳を取ったせいでしょうか。
録音は鮮明ですが、立体感・音場感が少ないように思います。室内管弦楽団なので大きさが出ないのはやむを得ないのかもしれませんが、演奏終了後の拍手は盛大に聞こえます。実演を聴いていれば共鳴出来たかもしれません。
昔 友人が小澤の演奏は実演を聞かなければ分からないよ と言っていて、実際に小澤指揮・ボストン響の来日公演を聴いて納得したことを思い出しました。