オーディオとクラシック

昔からのクラシックファンが最近のオーディオに取り組んでみます。

ハイレゾでクラシック音楽を聴き始めました Ⅴ

2014-11-22 10:13:59 | オーディオと音楽
 再生音の聴き比べ Ⅲ

 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲、後期を聴きました。
1950年代、NHKラジオで聴いた頃、ブダペスト四重奏団のレコードの他に、ヴェーグ四重奏団のレコードもありました。
 このヴェーグ四重奏団のモノーラルLPを求めたかったのですが手に入らず、ステレオで再録音された全曲を購入しました。
 CDはアルバンベルグ四重奏団の新旧録音、(ライブとスタジオ録音)。
 ハイレゾは東京カルテットの演奏をe-onkyo  からダウンロード。

作品127 と 135 を聴きました。
ステレオLPのヴェーグは第一ヴァイオリンのヴェーグが控えめ、中低音も鮮明さに乏しい感じ。私にとって演奏は悪くありません。

 CDのアルバンベルグ四重奏団は第一ヴァイオリンのビヒラーが主宰の感じで、スタジオ録音ではヴァイオリンが強めに録音されている感じで再生しにくい感じ。
ライブ録音は同様の傾向はあるものの綺麗に再生されます。やや強めで刺激的な感じもありますが。
 ( 東京 サントリーホール での実演では刺激的でなく、実に美しい演奏を聴けました。
モーツアルト 弦楽四重奏曲K387が特に印象に残っています。)
 緊張感に溢れる素晴らしい演奏だと思います。

東京カルテットは第一ヴァイオリンのヴィーヴァーがやや控えめですが、音は鮮明、高音部も美しく、倍音も聞こえます。ヴィオラやチェロの動きも鮮明です。演奏している場所の雰囲気も立体感もよく出ていてとても良い録音だと聞きました。
演奏も一音一音誠実に弾き、確実で良いと聴きました。ベートーヴェンの美しさ、訴えが充分に感じられると思いました。
SACDを聞いていませんが、このハイレゾ配信は充分満足出来るものと思いました。


ヴェーグ四重奏団 ステレオLP



アルバンベルグ四重奏団  CD ライブ録音


 
  東京カルテット  ハイレゾ テレビ画面