激変!中国人口事情
紘一郎雑記長
中国、都市部の人口が農村部を上回る
史上初の現象
中国・北京で、一斉に地下鉄を降りる通勤客ら
(2011年10月24日撮影、資料写真)
中国では多くの人が収入増の機会を求めて農村部から都市部に
移動している中国で、2011年に都市部の人口が史上初めて農村部の人口を上回ったことが分かった。
中国国家統計局(National Bureau of Statistics)が17日に発表した統計によると、中国の総人口、約13億5000万人のうち、51.27%に当たる6億9080万人が都市部に居住していることが
明らかになった。
中国は30年ほど前まで農業を主な産業とする国だったが、その後導入された改革開放政策によって、経済が発展する都市部や
沿岸部への大量人口移動が進んだ。
国家統計局によると、2011年に農村から都市部に移動した中国人の数は2100万人。これはスリランカの総人口に匹敵する。
都市部での人口増に伴い、農村部の人口は減少した。
農村から都市部に移動する人々の多くは出稼ぎ労働者たちだ。
世界第2位の経済大国となった中国の成長は、こうした出稼ぎ労働者たちによって支えられている。
中国も大きく変わりつつあり目が離せない!!