紘一郎雑記帳

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謹賀新年 今年も宜しくお願い致します 紘一郎雑記張

2012-01-01 00:01:24 | Weblog

謹賀新年 今年も宜しくお願い致します 
紘一郎雑記張

  

●2012年”大政局・大政変”の年!
●橋下 徹が台風の目になる年!
●そんな予感のする年明けです!

年末の気になるコラムより
「消費税・増税」の前にやるべきこと

 増税論議が盛んな昨今、産経新聞の25日付に掲載された東京都の石原知事と、大阪市の橋下市長の対談に興味深いくだりがあった。『決められない民主主義、責任を取らない民主主義を変えなければ』と問題提起する橋下市長に、『まったくそうです』と応じる石原知事。

 

続けて石原知事が、2万8000人の職員を減らし、給料も合理的に総額40%くらいカットしたと述べると、『すごいですね』と橋下市長。

 

重要なのは、その次の石原都知事の発言だ。『これは、会計システムを変えないとわからない。私がやった一番大事なことは、会計制度を発生主義・複式簿記会計に変えたこと。調べてみたら、日本の周りで「単式簿記」をやってるのは、「北朝鮮」と「フィリピン」と「パプアニューギニア」だけ。恥ずかしい話だよ』。

 

 その上で、橋下市長が東京方式をまねて実行しようと試みたところ、総務省から『待った!』との強烈な“圧力”がかかったエピソードを紹介。石原知事は続ける。『国の会計制度では財務諸表が出てこない。財務諸表は、株主が会社の経営を判断する資料。会社の株を買いたいと思ったら、財務諸表をみて決める。それがこの国にはなく、国民は国がどうなっているかさっぱり分からない。東京都は外部監査を入れている。国も外部監査を入れたらいい。国がいかにめちゃくちゃか、会計制度を変え、外部監査を入れたらすぐ分かる』。

 

 言っていることは、単純明快だ。わが国が1000兆円を超す膨大な“大・借金国家”になった原因がこうした会計制度の不備にあったとなれば、政治家の責任は重大であろう。先進国で「単式簿記」を採用している国家は“日本だけ”ともいう。

野田政権は消費税を上げる前に、国の会計制度を抜本改革し外部監査を取り入れよ。心ある政治家・政党は、これを推進・実現してほしい。(ジャーナリスト:柳原滋雄)

 

今年も宜しくお願い申し上げます 
紘一郎雑記張