NHK大河ドラマ第4回 平清盛を知る!
紘一郎雑記張
平家一門語録
清盛語録
頼朝の首をはね、わが墓前に供えよ
「この世でなそうとしたことはすべてやることができた。しかし、頼朝の首を見なかったことだけが無念だ。だから、すぐさま討っ手をさしむけて頼朝の首をはね、わが墓前に供えよ。それが何よりの供養だ」
注釈:病床の清盛は妻の時子に言い残すことはないかと聞かれてこう答えた。約20年前、平治の乱で頼朝の生命を助けたことを悔いていたに違いない。
平宗子(池禅尼)語録
「頼朝の顔は、早世した家盛殿のお顔に生き写しじゃ!」
注釈:などという噂を信じて、平治の乱の際に継子(けいし)の清盛に源頼朝の助命嘆願をしたことで名高い。この後、伊豆へ流された頼朝が平氏を滅亡に追い込んだことは良く知られている。
※この一点だけをみると平宗子は実に愚かなことをしたと思われるが、清盛が出世出来るように、実家の藤原家との間を取り持ったとのが宗子とされる。清盛が異例の出世が出来たのも藤原家成の後押しを得たからであるが、宗子の助言や根回しがあったからこそと推測される。 続く・・・