最近なかなか本が読めなくて、去年から借りたままの本が7冊。
今日は、その図書館から「期日が過ぎています」の電話が来た。
今日は道路事情も良かったので、夕方返しに行ってきた。
7冊のうち4冊は料理本で、残る3冊のうちの一冊、唯一読んだ本。
河野裕氏 「君の名前の横顔」
出版社内容情報
世の中のすべての悲しみを避けて歩くのも、
なんだか気持ちの悪いことのような気がした。
『いなくなれ、群青』、『昨日星を探した言い訳』の著者が描く、
血の繋がらない家族と名前をめぐる物語。
夫を亡くし、小学生の息子・冬明を一人で育てるシングルマザーの愛。父親の死後、義母の愛と弟の冬明を見守りながらも、家族という関係に違和感を持つ大学生の楓。「世界の一部を盗む」想像上の怪物・ジャバウォックを怖れ、学校に行きたがらない冬明に二人は寄り添おうとするが、「紫色の絵具がなくなったんだ。ジャバウォックが盗っちゃったんだよ」と冬明が告げた日から、現実が変容していく。
ジャバウォックの真実を知ったとき、あなたもきっと、その怪物を探し始める――。
家族とは、常識とは何かを問い直す、壮大でまったく新しい傑作小説。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます