今日（2月10日）義母の7回忌法要を執り行った。義母は6年前の3月に肝硬変のため亡くなった。4月には洋野町議選が行われ、その準備の真っ最中だった。妻の姉妹すべてがそろい、孫たちでは東京にいる長女夫妻も加わったが、総勢8人での法事となった。正午から大野の大正寺で法要を行い、卒塔婆を持って墓に行き和尚が経を上げる中で線香を手向けた。今年は雪が少ないとはいえ、墓は雪で埋まっており、昨日は午後雪の取り除きをやっておいた。墓参を済ませてから、グリーンヒルおおので昼食会。ノーアルコールビールで献杯して、食事をした。今晩は妻の3番目の妹（埼玉）と我々の長女夫妻が泊まる。シャブシャブでもつついて、ささやかな宴会をしようと思う。
片山修監督の『岳』をDVDで鑑賞した。『岳』の原作はビッグコミックオリジナルに連載された漫画で、石塚真一の作品である。私も時折食堂などにあると眺めていた。『岳』が映画化されたらしいというのは知っていたが、映画館では見る機会がなかった。『東京物語』を借りようと立ち寄ったレンタルショップにあったので、この際と思って借りて視聴した。東宝の作品。
北アルプスのボランティアで山岳救助にあたる三歩（小栗旬）と、県警山岳救助隊の一員となった女性（長沢まさみ）の2人を中心に、北アルプスで起こる遭難に次々と対処していく物語だ。私も山歩きはするが、当初から雪山と岩場を自己規制してきたので比較的遭難の可能性へ低いのだが、それでもちょっとした不注意で転落事故を起こしたりすることもないとは言えない。特に、中部山岳地帯をかかえる長野県や山梨県などは、県警のもとに遭難救助隊が組織され、民間からの協力もあるのだが、自分の限界を超えた安易な山行きは慎むべきだと思う。この作品では、山の映像も良く描かれていて面白かった。
