山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

今年の山行き計画中

2013-01-26 07:08:10 | 山行き

写真は、インターネットで取り込んだ八経ヶ岳

 この冬最大級の冬将軍が来ているとかで、大野は朝から雪の空になっていて、細かい雪が降っている。今日は午後から共産党久慈地区委員会主催の新年会(新春のつどい)があり、私も主催者側なので当然出席しなければならないし、小選挙区候補であったこともあり短いご挨拶もしないとならない。連れ合いは1時から町の福祉大会に出席し、それから久慈に車で向かうので、私は1時台のJR八戸線で久慈に向かう予定。

 現在、今年の山行きのプランを立てている。県内の山は一応一渡り登ってしまったので、バリエーションルートで残っているものー例えば、早池峰剣ヶ峰コースとか、岩手山の七滝コースとかーを考えているが、5月のゴールデンウィークとか、夏のシーズンとかは早めに計画をたて、宿や交通手段の手配などをしておかないと行くことができない。

 主なものは

5月4日~5月7日 4日、花巻から大阪に飛び、奈良県大峰山系の八経ヶ岳、同大台ケ原、最後に明日香村で石舞台古墳などを見学し7日、大阪から花巻に飛んで帰宅する(去年の鹿児島行きで味をしめた)

8月3日~5日 3日、午後新幹線で東京へ行き、長男と合流して富士吉田口から富士山を登る。途中、小屋どまりをして4日に登頂し、その夜は東京まで戻って宿泊し、5日、新幹線で二戸へ戻る。

7月28日、岩手山へ足慣らしにー七滝コースを登ってみる予定。

7月は参議院選挙があるため、その他の山行きはお休みである。

9月~10月に東北のどこかにでかけようという気があるが、まだ未定だ。


『亡者の銭』足引き寺閻魔帳8=澤田ふじ子著

2013-01-25 07:18:31 | 読書

 澤田ふじ子の足引き寺閻魔帳シリーズの8、『亡者の銭』を読んだ。

 この本には次の話が載せられている。

①蛇(くちなわ)の辻子(ずし)、②お婆狂乱、③無慈悲な証文、④義盗の仕置き、⑤亡者の銭、⑥騙りの末期

 著者の「初版本あとがき」の中で、澤田ふじ子は「わたしは現代の社会状況や頻発する事件の中からテーマを拾い上げ、江戸時代の衣装をまとわせているにすぎない」として、『亡者の銭』の中では当時問題になっていた、若い弟子を暴行の末死なせてしまった相撲界の醜聞を潤色して書いたことを紹介している。この他にも、『無慈悲な証文』では、博打に誘い込んで借金をつくらせ、その証文でただ働きさせる悪徳業者を書きながら、派遣労働などの非人間的ともいえる現代の実態を告発している。どうにもならない庶民の怒りを、足引き寺というものにたくして解決していく。ここに読む者の共感を呼ぶものがあるのだろう。しかし、現実は国民自らの手で変える選択をするしかないとの思いを、最近の政治状況を見るにつけても強くしている。


共済部長のお仕事

2013-01-24 07:13:35 | 地域

 私には共済部長という肩書がある。どっかの会社の部長だといわけではない。農業共済組合の地域の担当者(班長みたいなもの)なのである。主な仕事は2ヵ月に1回発行される組合の広報を組合員に届けたり、建物共済の書類を届けるなど、御届け物を配る仕事が第一。そして、自然災害などに際して共済金の支払いのもとになる被害率の算定などを代表を選らんで行うのが最大の仕事といえば仕事である。私の行政区(西大野自治会)では、組合員は6人だけで、もう一人の若い人はJA新いわての班長をやっており、次に若い私のところが共済組合の方を担当している。もっと組合員の多い行政区では、「持ち回り」とかで交代があるらしいが、私のところではなかなか交代してもらえる要素がなく、組合の職員が「来年度もお願いします」と連れ合いに言っていったらしい。この地域に住み、農業をやって行く以上、いやとも言えないのである。


『秀吉の枷』下=加藤廣著

2013-01-23 07:52:02 | 読書

 『秀吉の枷』下まで読み終えた。秀吉は九州征伐を終え帰還するが、この作戦中にたくらんでいた子づくりは失敗に終わり、豊臣を存続させるために天皇の子を養子にすべく画策する。うまくいきそうになったところで、茶々の懐妊が判明し、この縁組は中止される。以後、秀吉の終焉まで豊臣の存続を願う秀吉の懊悩、子種がないはずの秀吉の子を再度懐妊する淀の方となった茶々、権力の座に就いたものの苦悩をこれでもかこれでもかと描き出していく。そして、最後の場面で秀吉が謀略で焼き殺した信長が登場する悪夢にうなされる。加藤廣という作家の作り出した面白い歴史ミステリーであった。


雪に埋まった田んぼ

2013-01-22 07:19:55 | 地域

 先日の大雪からしばらくは、除雪、屋根の雪下ろし、排雪(近くの河川敷まで雪を運んで捨てる)などで忙しく、伐採現場に入ることができなかった。昨21日、果たして行けるかどうか確認の意味も兼ねて、トラクターで田んぼまで行った。伐採現場が田んぼの南側の雑木林だからだ。田んぼの作業小屋前にトラクターを停め、田んぼを写したのがこの写真である。田んぼは一面雪に埋まっていた。トラクターならなんとか現場まで入れることがわかったので作業を始めたが、チェーンソーの切れ味が悪い。切り口が斜めになるのである。この間、目立ても自分でできるようになって修理を依頼する場面はほとんどなかったのだが、斜めに切れるようになると素人では修復できないのである。修理屋さんは昨日は不在だったので、今日にでも修理してもらって、雪の中での伐採を再開しなければならない。