山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

『南極大陸』を視聴

2013-01-18 07:24:08 | レビュー/感想

 寒いですね~!朝5時頃道路にある温度表示が-15℃で、この冬一番の寒さだった。しかし、日の入りは少しずつ遅くなって、冬至の頃は4時少し過ぎれば暗くなっていたが、現在は4時30分位になっている。

 この寒い中、久慈市内の店から『南極大陸』というDVD(6枚組)を借りてきて視聴した。TBSの60周年記念の日曜ドラマだったらしい。主演は木村拓哉で出演していた俳優陣もなかなか豪華だった。話は、第1次越冬隊から第3次越冬隊までの物語であった。南極観測の始まりは、山クジラが小学生の時代であった。ちょうどドラマに出てくる子供たちと同じ位の時の話だ。敗戦から立ち直る過程にあった日本が南極観測で世界の仲間入りをしていく頃のことである。第1次観測隊の時に連れて行った樺太犬を置き去りにせざるを得ず、第3次隊が行った時、タロウ、ジロウの兄弟犬が生き残っていた話は、日本中の感動を呼んだ。この頃、ヒマラヤではマナスルへ日本隊が初登頂するということもあったような気がする。まだわが家にはテレビなどなく(ほとんどの家になかったと思う)、マナスル登頂は映画で観た記憶がある。いずれにしても、犬たちの名演技には驚かされた。インターネットで検索すると、動画を観ることができるらしい。

 あれから50年以上もたってパソコンも進化し、山クジラのようなものでもパソコンでブログを書いていたりする。同時に登り坂で来た経済が頭打ちとなり、格差が拡大し農業も破壊されるなど、日本の未来に見通しの持てない時代になってしまった。一方、政権返り咲いた安倍首相が声高に打ち出している政策が、まるで元の自民党政治であり、さらに時代に逆行する憲法改悪などの提起である。このままでは、ますます日本は行きづまりの袋小路に入り込んでしまうのではないだろうか、何とかしなければならないと思う。