初日の出の撮影を終えて家に帰ると7時30分を回っていた。さっそくお雑煮をいただくことにする。この地域では、お餅をクルミのタレにとって食べるのが定番である。もともとは煮しめの中に餅が入っていたのだが、雰囲気が出ないのでスマシ仕立ての汁に入れ、上にイクラおミツバを少々のせてみた。「クルミ味」はこの地域で「もっとも美味しいもの」を意味し、何かというとクルミのタレが出てくる。そのために昨日は固いクルミを割り、細い串で掘り出しておいた。
次は、わが家の「お節」である。すべて妻の手作りなので、少し色気が足りないしあまり豪華でもない。今年は帰省客もいないので、こんなもので十分である。