中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

相場

2024-02-05 20:30:00 | 雑記
 そういえば今年の正月にひいた「おみくじ」は、「中吉」でした。

 「くじ運」というものに、絶大な自信を、何の根拠も無く持っている私は、年始の「おみくじ」が大好きです。

 私の中では、おみくじの結果は2種類しかない。大吉かそうでないか。生涯において大吉率の方が高いので、それ以外は「負け」と言える。

 そんな慢心を戒める「中吉」でしょう。

 ところで皆さんは、おみくじに書いてあるいろいろな項目を、どの程度の関心を持って読んでいますか?

 「病気」「商い」「学業」「失物」「待人」…いろいろありますよね。

 私は「相場」にしか、ほとんど関心がありません。

 「相場」とは、「ギャンブル運」みたいなことでしょう。ここが一番重要だと思うのです。私がギャンブル好きだからだけではありません。

 そもそも、よく考えてみれば、神様に「訊いてみたい」「頼りたい」こととは、自分の力ではどうにもなり難いことのはず。神様に「学業」がどうなるか訊くのは、その姿勢からしてどうかと思う。

 「病気」にしたところで、そこに望みをかける場合、確率の低い抗がん剤が効きますように…などのような、ギャンブル的な部分に望みを託しているから気になるのだと思います。たとえば私が、毎日このペースで酒を飲みながら「今年は大吉だったから、きっと肝機能の数値も改善しているはずだ」と言ったら、皆さん白けるはずです。

 つまり、おみくじ自体、そもそもギャンブルに関する占いなのです。…だから好きなんです。

 ちなみに、私の今年の「相場」の文面は…

 …「うまくいかない」。

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