今週の山響は、高校の音楽鑑賞教室と、「第九」。
まずは、明後日の音楽教室。私立高校なので、立派な吹奏楽団がある。そことの協演をメインにしたコンサートです。協演は「アイーダ」と「ローマの松」より。
ところで、今は県内の高校野球の真っ盛り。ここで頑張れば甲子園、負ければ引退の「大勝負」です。
娘の高校は早々と負けたようですが、普通科でない「スポーツクラス」があるような学校は、真剣そのものです。その後の進路、ひいては人生にまで影響する。
毎日、夕方の県内ニュースでダイジェストを見ますが、それだけでも、プロ野球とは違った緊張感が十分に伝わってきます。
それほどではないにしても、吹奏楽部の中にも、将来、音楽の道を考える生徒も出てくるかもしれない。そんな大事な時期、プロとの協演が、その後を大きく左右することも考えられる。
私たちが良いところを見せないと、
「なんだ。プロって言ってもこんな感じか。あんまり憧れないな…やっぱ普通にちゃんと勉強しよう」
となると、悲しいものがある(…親には感謝されるかもしれないが)。
それこそ、「夢を与える」ような演奏をしなければいけませんね。