中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

歯科今昔

2012-07-18 12:48:50 | 雑記
 もうひと月ほど前ですが、夕飯中に奥歯の詰め物がボロッと取れて、刺すような痛みが走りました。その時は「さあ麻酔、麻酔」とばかりに飲むペースを上げたら、痛みはすっかり良くなりました。

 しかし「百薬の長」にも、歯を治すという効用は無いらしく(当たり前)、その後、ふとした時に痛んで頭痛がしたり、首がやたらと凝ったりしていました。


 ということで今朝、仕方なく治療のためかかりつけの歯科へ。

 毎度思いますが、今時の歯医者さんは本当に優しい。「イス、たおしま~す」とか「はい、口あいてくださ~い」とか、あんた先生なんだから、そこまでソフトに言わなくても良いんじゃないかと思うほど。

 それに較べて、昔の歯医者は怖かった。聞き取りにくく「痛かったら手あげて」と呟くが早いか、ミシンみたいな機械でゴリゴリ削って、いくら手をあげてもお構いなし。しかたなく呻いてみせると、「ああ、よしよし」と独り言をいって、結局お構いなし。

 今は違います。ちょっとでも顔をしかめただけで「すこ~し麻酔のお薬使いますね~」「すみません、すこしチクッとしますよ~」。

 詰めるのも簡単になりましたね。昔は気持ちの悪いニチャニチャしたものを、ゆるく噛んだまま長いこと待たされて、えづきながら歯型を取られたものでした。そして詰め物ができあがるのはもちろん次回。今はその場ですぐに、当然一回で終わります。昔と使う材質が違うので費用も安い。


 今の子供は幸せですね。医学の進歩に感謝。
コメント
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