朝礼の話題

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次の戦争は何処?

2016-12-01 21:37:56 | 21世紀
次の戦争はどこ?
2016/12/01
 アメリカには数多くの軍需産業がある。ロッキード、ボーイング、レイセオン、ノースロップ・グラマン、ゼネラル・ダイナミックス、ハネウェル、ロックウェル等々……。
 そのどれもが超巨大企業であり、それぞれが十数万人もの社員を抱え、さらにはそのグループ会社、子会社、孫会社が存在する。その上に、アメリカ政府もまた約150万人もの兵士を抱えている。
 軍需産業は戦争をするために存在している。世の中が完全に平和になって兵士を抱える意味がなくなれば、一瞬にしてアメリカは失業者の群れで覆い尽くされる。
 アメリカは軍需産業を養うために、戦争をしなければならない国家である。
 ところが、オバマ大統領は戦争をまったくする気がなく、世界中から弱腰だと罵られ、ロシアと中国が周辺国に向かってやりたい放題の浸食をしている。
 しかし、軍需産業が武器弾薬を積み上げたまま、何年も寝かせるわけがない。オバマ大統領が戦争をしないので、次期大統領は始めるでしょう。
 イスラエルはイランが攻撃してくることを想定し戦争準備を整えている。イランの指示を受けたISがイスラエルにテロ行為に出たら、すぐに、よい機会だと開戦でしょう。アメリカは、ユダヤ人の国、イスラエルの味方として参戦です。
 イランの経済制裁は、中止されていますが一部だけです。イランがアメリカにテロ攻撃でもすれば、直接開戦になるかもしれません。
 アメリカは自分が育てた勢力が、大きくなり反米になるとそれを叩き潰すのが例です。イラクのサダム・フセインもアルカイダのビン・ラディンもそうです。
 自分たちが育て上げ、最後には容赦なく叩きつぶしていったのである。
 現在の中国に資金提供し、経済発展を促していたのは誰か。言うまでもなくアメリカだった。 中国の四大銀行のすべては、ついこないだまでアメリカの投資銀行の資金が入っていた。 中国の石油企業も、それが巨大産業になるようにアメリカの石油会社は、わざわざアフリカ市場を「譲って」いる。 中国の製品は粗悪品の毒まみれだが、それでもアメリカは中国にアメリカ市場を開放し続けてきた。南シナ海で中国がアメリカに対抗し続ければ、昔の戦争に同じく叩き潰す世論も起こるでしょう?

 


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