朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

トレンドを変えよう

2011-05-18 09:16:26 | 21世紀
赤字転落
2011/05/17
昨年10月より黒字が5カ月続き、リーマン・ショックの影響も終わったとホットしていました。「好事魔多し」と昔から言われますが、3月11日の東北地震津波が起こりました。九州の建材メーカーの下請けの私達には、悪い影響は少ないだろう。2,3ヶ月すれば逆に売り上げも増えることになるだろうなどと考えていましたが、考え違いでした。
 例年、年度末は忙しく、新年度になると仕事は少ないのですが、今年は極端に売り上げが下がり、この5月は受注減30%です。
 国内の消費は、大きく落ちているようで、メーカーの生産計画も前年を下回っています。
 昨日までの私の作文では、「マスコミが大げさで悪い」「菅総理が状況を悪くしている」「終戦時を思いだそう」など書いていましたが、火の粉は自分に降りかかり、昭和20年に戻らねばならぬのは、自分自身となりました。
 黒字が少し続くと、気分が大きくなって、機械を購入しましたからそれの影響も大きいです。
 トレンドが変わった。これからは景気も上り調子だと喜び、それに合わせた行動を取っていたようで、「世の中の推移は直線的ではない、必ず、上がったものは下がり、下がったものは上がる」と実感していたのに、直線的・勝手読みをしているのです。駄目だなぁ。
 これからも、売上が減少し続けることはないと思いますが、日本全体の景気の反転には、何かの切っ掛けが欲しいですね。
 マスコミは先行き悪く言う。学者も明るいことは言わない。政治も行動を起こさない。産業界も新機軸はない。電力消費は減らさなければならない。節約・自粛を理想の態度としている。就職率も落ちた。派遣切りも進む。何かの新たな日本復興策、地震の復興策を超えた大きな試みが必要な時期が来たようです。
 原子力発電に代わる新発電システム・海洋温度差発電所を国営企業として始めましょう。
 黒字になれば民間に払い下げる明治時代の富国政策を参考にしましょう。
 津波被害地区を農業振興地区に指定し、オーランチオキトリウム(勝谷誠彦さん提唱の油分生成海藻)農園を作る国営事業を始めましょう。
 各地に森林副産物によるバイオ発電所を多数作りましょう。森林木材からの活性炭製造およびそれを加工したキャパシタ(蓄電池)製造工場。海水や温泉水からのリチウム製造プラントなど作り失業中の青少年・時給で働く青少年・派遣で働く青少年をそれらで採用しましょう。景気浮揚は産業創設からです。


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