プラス思考の威力 2007/02/01
**********************テキスト 抜書き**************************
数年前、あるパーティで俳優のウィル・スミスにあった。
私は「あなたの作品はすばらしい。多くの人にポジティブに生きることを教えている」と言って賞賛した。
彼は立ち止まりこちらを見て、私の言葉について考えてから答えた。
「有難う。とても光栄です」そしてこう続けた。
「でも実を言うと、私には簡単なことなのです。私は黒人ですから」
これはまた、ずいぶん変わった考え方だと思って話を聞くと、幼いころからずっと、プラス思考の威力を思う存分利用してきたという。
どんな状況でも、事実を曲げない範囲で考え方を徹底的に絞込み、ポジティブな気持になれること。意欲的に物事を成し遂げる気になれることだけを考えるのだそうだ。
本書の中でもとりわけ大切な考えは、次のようなものかも知れない。
人生経験は、なんと言っても物の見方しだいだ。状況や出来事をどう解釈するかによって、感じ方もかわれば行動の取り方も変わる。
世の中には、物事をつねにポジティブに見られる人がいる。彼らは、どんな状況でも、自分には選択権も力もあるのだと思うことが出来る。一見不利な状況にあっても、見方を変えてポジティブな点を見つけられる、
イギリス空軍のジョン・ニコル少佐に会った。彼はイラクで撃墜されイラク軍の恐ろしい拷問を受けるはめになった。
この並々ならぬ試練をどうやってきりぬけたのか尋ねると、こう語ってくれた。たとえ何があっても、この拷問も痛みもやがて終わると分かっていた。
敵がもううんざりだと思うか、あるいは自分が気を失うか、どちらかだ。
身を置くのも耐え難いような状況であってもいつかは終わると分かっている。
そう考えたら力が湧いて、切り抜けることが出来た。
人はプラス思考の威力で人生を変えられる。今日のレッスンではその方法を教えよう。
**********************抜書き 終わり*****************************
デール・カーネギーの「道は開ける」は若い頃熟読し、身体に染み付いた感じの言葉もある。その中に「問題が起こった時、最悪の事態を想定せよ。それを受け入れてから対策・方針を考えよ」と言うのがあった。
私もそう思い、最悪の想定はこれだ として対策を考えていたが、このジョン・ニコルさんのように、プラス思考で受け止めず、最悪の状態として死ぬ・仕事がなくなる・失明する・洗脳される などと考えてしまいそうで、それよりは秘密を漏らした方が良いと結論付けそうに思える。
この抜書きはポール・マッケンナ著「7日間で人生を変えよう」宝島社 刊
1790 のものです。
******************以下 再度テキスト抜書き**************************
物の見方を変える問いかけ
行き詰ったり苦しんだりしている人は自分自身に、マイナス思考の問いかけを繰りかえしている。
「どうして、これが出来ないのだろう?」という問いかけについて考えてみよう。この問いかけは (a)何かするべきことがあり、(b)自分にそれが出来ないと決めてかかっている。この問いの意味を理解しようとするだけで、するべきだと思っているものが何であれ、頭は「出来ない」理由を自動的に次から次へと探し始める。どんな答えを出したところで、この質問の前提を受け入れていることに変わりはない。
逆に「これを一番楽にやるには、どうすればいいだろう?」と問いかけたらどうなるか。 この問いは(a)これは出来る、(b)その方法は沢山ある、(c)楽に出来る可能性もある、という前提にに基づいている。このような仮定や前提は方向を示すコンパスの働きをし、頭は物事がうまくいく方法を自然に探しはじめる。
どのような問いかけをするかで、考え方の方向性が決まり、注目しているものほど沢山手に入るのが世の常だ。自分がろくな生活を送っていないと思うなら、心の中でどんな問いかけをしているか点検し、どれだけ自分に力を与えてくれる問いかけにけられるか、自問して見よう。
よくある無益な問いかけ
●どうしていつもこんな目に遭うのだろう?
●どうして自分を好きになれないのだろう?
●どうして全然痩せられないのだろう?
ポジティブな問いかけ
○この問題を解決する一番鮮やかな方法はなんだろう?
○この問題を解決する方法を何通り思いつけるだろう?
○どうすれば一番簡単に○○○するのをやめられるだろう?
こうした問いかけで脳はそれまでとは異なる情報を探すようになり、私達も今迄とは違った、もっと有能な状態になれるだろう。
**********************テキスト 抜書き**************************
数年前、あるパーティで俳優のウィル・スミスにあった。
私は「あなたの作品はすばらしい。多くの人にポジティブに生きることを教えている」と言って賞賛した。
彼は立ち止まりこちらを見て、私の言葉について考えてから答えた。
「有難う。とても光栄です」そしてこう続けた。
「でも実を言うと、私には簡単なことなのです。私は黒人ですから」
これはまた、ずいぶん変わった考え方だと思って話を聞くと、幼いころからずっと、プラス思考の威力を思う存分利用してきたという。
どんな状況でも、事実を曲げない範囲で考え方を徹底的に絞込み、ポジティブな気持になれること。意欲的に物事を成し遂げる気になれることだけを考えるのだそうだ。
本書の中でもとりわけ大切な考えは、次のようなものかも知れない。
人生経験は、なんと言っても物の見方しだいだ。状況や出来事をどう解釈するかによって、感じ方もかわれば行動の取り方も変わる。
世の中には、物事をつねにポジティブに見られる人がいる。彼らは、どんな状況でも、自分には選択権も力もあるのだと思うことが出来る。一見不利な状況にあっても、見方を変えてポジティブな点を見つけられる、
イギリス空軍のジョン・ニコル少佐に会った。彼はイラクで撃墜されイラク軍の恐ろしい拷問を受けるはめになった。
この並々ならぬ試練をどうやってきりぬけたのか尋ねると、こう語ってくれた。たとえ何があっても、この拷問も痛みもやがて終わると分かっていた。
敵がもううんざりだと思うか、あるいは自分が気を失うか、どちらかだ。
身を置くのも耐え難いような状況であってもいつかは終わると分かっている。
そう考えたら力が湧いて、切り抜けることが出来た。
人はプラス思考の威力で人生を変えられる。今日のレッスンではその方法を教えよう。
**********************抜書き 終わり*****************************
デール・カーネギーの「道は開ける」は若い頃熟読し、身体に染み付いた感じの言葉もある。その中に「問題が起こった時、最悪の事態を想定せよ。それを受け入れてから対策・方針を考えよ」と言うのがあった。
私もそう思い、最悪の想定はこれだ として対策を考えていたが、このジョン・ニコルさんのように、プラス思考で受け止めず、最悪の状態として死ぬ・仕事がなくなる・失明する・洗脳される などと考えてしまいそうで、それよりは秘密を漏らした方が良いと結論付けそうに思える。
この抜書きはポール・マッケンナ著「7日間で人生を変えよう」宝島社 刊
1790 のものです。
******************以下 再度テキスト抜書き**************************
物の見方を変える問いかけ
行き詰ったり苦しんだりしている人は自分自身に、マイナス思考の問いかけを繰りかえしている。
「どうして、これが出来ないのだろう?」という問いかけについて考えてみよう。この問いかけは (a)何かするべきことがあり、(b)自分にそれが出来ないと決めてかかっている。この問いの意味を理解しようとするだけで、するべきだと思っているものが何であれ、頭は「出来ない」理由を自動的に次から次へと探し始める。どんな答えを出したところで、この質問の前提を受け入れていることに変わりはない。
逆に「これを一番楽にやるには、どうすればいいだろう?」と問いかけたらどうなるか。 この問いは(a)これは出来る、(b)その方法は沢山ある、(c)楽に出来る可能性もある、という前提にに基づいている。このような仮定や前提は方向を示すコンパスの働きをし、頭は物事がうまくいく方法を自然に探しはじめる。
どのような問いかけをするかで、考え方の方向性が決まり、注目しているものほど沢山手に入るのが世の常だ。自分がろくな生活を送っていないと思うなら、心の中でどんな問いかけをしているか点検し、どれだけ自分に力を与えてくれる問いかけにけられるか、自問して見よう。
よくある無益な問いかけ
●どうしていつもこんな目に遭うのだろう?
●どうして自分を好きになれないのだろう?
●どうして全然痩せられないのだろう?
ポジティブな問いかけ
○この問題を解決する一番鮮やかな方法はなんだろう?
○この問題を解決する方法を何通り思いつけるだろう?
○どうすれば一番簡単に○○○するのをやめられるだろう?
こうした問いかけで脳はそれまでとは異なる情報を探すようになり、私達も今迄とは違った、もっと有能な状態になれるだろう。
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