朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

にがり

2006-01-09 15:52:40 | 健康
2006/01/09 にがり

  昨年、何故か「にがり健康法」が持て囃され、私もスーパーで買いました。

  ミネラルに興味を持ち、【にがり】は究極のミネラルなどと感じてのことです。
  海水を畑に撒いてミネラル不足を補おうという、宇田博士もおられます。
  「海水をそのまま 料理に使えば、必要なミネラルは摂れるのではないか」
 などと思い、グーグルで検索して、びっくりしてしましました。

  【にがり】は人体を毀します。

  自然塩は【にがり】10%を含みます。精製塩は【にがり】0,0064%です。

  【にがり】は豆腐の蛋白質を固めます。
  【自然塩】は人の内臓の蛋白質を硬化させます。

  味噌・醤油は自然塩を使っており、日本人は自然塩の【にがり】の害を
 受けているのです。

  【にがり】は何処に影響するか? まず腎臓です。
  肝臓・心臓・すい臓・肺・筋肉・血管・血液細胞・神経・子宮・卵巣・
 前立腺・骨髄・等身体の隅々まで硬化させますし、それらの原因から高血圧・
 冷え性・自律神経失調症など原因不明の病気の根本原因にもなっています。

  最近の自然塩ブームや「にがり健康法」がそれに更に拍車をかけています。

  中国では、貧民は【にがり】を大量に飲んで自殺します。
  簡単に手に入るからです。

  アメリカ西部開拓時代、多く使用された馬は、時の流れの中で、不要になり、
 無人島に捨てられたのがあるそうです。
  そこは、海水に近い【にがり】の多い地下水であり、【にがり】の多い草を
 食べなければなりませんでした。
  100年後の現在それらの馬は、ロバのように身体が小さくなっていたそうです。

  
  日本でも海水そのもので、煮炊きしていた「コロボックル」は寿命20年の
 短命だったと史実に残っているそうです。

  日本・江戸時代以前では、海水を煮詰めた【にがり】15%くらいの塩を
 食べていて、寿命は40~50歳くらいでした。

  大正時代に玄米食健康法が持て囃されたことがありましたが顔がひからびて
 肌の色が悪かったそうです。 それは副食に小魚・かつお節を摂るので、
 それらの自然塩のせいで皮膚・筋肉が硬くなった、すなわち、【にがり】が
 原因であったのです。


  地上にいるいかなる動物も、【海水】を飲みません。

  また【岩塩】は、にがり分が約0,00009%とあまりにも少なくミネラル不足
 の病気にかかります。
  【岩塩】は天然塩で、ミネラル豊富と思っているかも知れませんが、
 精製塩の860分の1しかありません。

  【精製塩】の元である【原塩】はオーストラリアやメキシコの塩田で天日
  干しされた、れっきとした海の塩です。

  【天日塩】を遠心分離機にかけて精製したのが、【精製塩】です。
   にがり分は0,026%だそうです。

  【精製塩】は実際には、にがりの多い自然塩より20年以上も長寿になる
  よい塩なのです。

  日本人の高血圧の95%は【にがり】による、血管・心臓の硬化が原因
 だそうです。


  【自然塩】【にがり】が健康雑誌に出たり、「食塩は高血圧に関係ない」
  という本が出ています。
   私も一時信じましたが、恥ずかしい事でした。

  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿