朝礼の話題

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中国人は骨粗鬆症にならない

2008-09-12 10:50:56 | 健康
中国人は骨粗鬆症にならない2008/09/12
「フィット・フォー・ライフ」という健康栄養学の本があります。
 欧米で1200万部のベストセラーで、欧米の食習慣を変えさせています。
 翻訳本は2006年グスコー出版発行@2100円です。

 この本の終章にコーネル大学・イギリスオックスフォード大学・中国政府の共同研究「チャイナ・ヘルス・プロジェクト」の統計が出ています。
 この項目に書かれている解説です。
***************この本から引用***************
中国人のカルシウム摂取量はアメリカ人の半分以下。しかも中国人はほとんど牛乳を飲まないにも拘らず、骨が丈夫で、中国では骨粗鬆症という言葉自体がないほどだ。
 動物性タンパク質を摂れば摂るほど尿として失われるカルシウム量が多くなる。
 キャンベル先生は次のように述べている。
 「皮肉なことに、骨粗鬆症はカルシウムの摂取量が最も多い国に生じる傾向がある。
 しかもそのほとんどがタンパク質の豊富な乳製品から摂取されている。
 実は、中国のデータが示しているように、人間は、私たちが考えているよりも少量のカルシウムしか必要としていない。そしてその必要十分な量は野菜から摂ることが出来る」

 近年明らかにされてきているどの研究結果も骨粗鬆症の原因はカルシウムの摂取量が不足しているのではなく、動物性タンパク質・精製穀類・加工食品などの摂りすぎ、カフェイン・アルコール摂取の悪習慣・運動不足にあることを証明している。また、牛乳をはじめとしたカルシウム補助剤を摂取しても、体の役には立たないことも証明されている。

 アメリカでは牛乳は最も政治と結びついている食品で、年間30憶ドルも政府から助成金を受けている。・・・・・・・・・・
************************引用終わり********************
テレビでは、三笠フードが転売したカビ米を大悪事と叩いています。
 
原料にカビがあっても、アルコール発酵させるとき、好気性麹菌は自分の栄養としてそのカビを食べて消化してしまうと私は直感的に思います。出来上がった焼酎には、カビ・あるいは毒素はないでしょう。
生物の働きを、単なる足し算のように考えるのは、大学受験に必要ないと切り捨てた地学・生物無知人間ばかりだからと感じます。
 酒造会社も客商売ですから、反論出来ず、製品回収していますが誰か権威ある人が、安全だと一理屈論争して欲しいですね!

 このカビ米問題に比べて、与える害毒の多いのは、「牛乳に相談だ」とか、先生が出てきて「牛乳を飲みなさい」とかいうCMです。

 学校給食で、子供たちをアトピーや骨粗鬆症予備軍にするだけでは飽き足らず、害があっても儲かればいいのだという牛乳産業の宣伝活動は、恥ずかしいを通り過ぎてあほらしく可哀想にも感じます。

 テレビでは、グルメ番組が多いです。金も掛からず視聴率も高いからでしょうが、これこそ亡国番組と思います。
 あんな食事だと、酵素不足・ミネラル不足で病気が待っています。

 牛乳を止めましょう。
 ヨーグルトも止めましょう。
 焼肉・すきやき・ハムソーセージも止めましょう。
 マグロなど高級お魚料理も止めましょう。

 それから人間らしい身体が始まります。

 まだ、ウナギの産地偽装が報道され、糾弾されています。
 中国産というより、四国四万十川産の方が美味しそうに感じます。
 夢を与えて呉れていると考えればいいではないか?
 栄養に変わりがあるわけでもないし。
 不当に高く売っているのなら、その差額の10倍を罰金とするのはどうでしょう?
 不当表示は、化粧品や薬品の方がひどいとおもいますがどうでしょう?

 疲れて、アリナミンですっきりする筈もないと思うのですが?
 ブルーベリーやルチンなどで本当に眼が良くみえるのだろうか?

 中小企業・食品は攻撃し易く、ニュースにし易いのでしょうね?


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつも読んでいます (はち)
2008-09-13 15:56:09
時々読んでいます。何の縁だったか分からないけど、お気に入りの中に登録していて、1ヶ月に1度くらいのペースで開けてまとめ読みをしています。色々な視点・視野からの情報 ありがとうございます。

建設業を継いだ小倉北区在住の2世経営者より
中国では高齢者の骨粗しょう症が多い (さとる)
2012-01-31 02:34:00
中国でも骨粗しょう症は多いそうですよ。

中国解放軍第309病院骨内科の主任王亮医師は「中国では高齢者の骨粗しょう症の発症が比較的多く、その数は全人口の7.1%、約9000万人と言われています。老齢化に伴い、その発症率は上昇し、2050年までに2億2100万人になる予測です。ほとんどの高齢者は骨粗鬆症の苦痛に長期的に悩まされ、不便な生活を余儀なくされます」と語りました。

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