朝礼の話題

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道徳的に正しい人は、震災を免れたか?

2011-05-10 08:23:26 | 21世紀
道徳的に正しい人は、震災を免れたか?
2011/04/28
 若い頃、生長の家の谷口雅春さんに心酔して、「生命の実相」40巻「真理」10巻を読み、1年間「甘露の法雨」を仏前に供えました。
 その折、「そんなことがあるかなぁ?」と思ったことがあります。
 生長の家の真面目な信者で道徳的な方がいました。その人が旅行に行く時、トラブルがあり、予約の汽車に乗れませんでした。次の汽車を待っている時連絡がありました。予約の汽車は脱線大事故で多数の死者が出ている。
 「あのトラブルは事故を避けさせるために神様が起こしたのだ」
 生長の家の真面目な信者には、こういう出来ごとは当たり前のことだ。
 そんな文章が会報には沢山ありました。
積善(せきぜん)の家(いえ)には必(かなら)ず余慶(よけい)有(あ)り。積不善(せきふぜん)の家(いえ)には必(かなら)ず余殃(よおう)有(あ)り。
と、昔から言われているが、具体的にあるのだろうか?
私(渡邉)は、飲酒運転で自損事故をしたことがあります。200号線上上津役のカーブ坂道で池を埋め立てた無人電話交換所へ飛び込んでしまったのです。
 フェンスの角だったのですが、アングルがボンネットに刺さり、1本は私の顔の10cmでした。車の左側10cmには電柱でドアは開きません。後ろの席に移動しようとすると車が傾くのです。右後ろの車輪は宙に浮いているのです。
 もう10cm左右どちらにずれていても重傷は免れない。私はついている。生長の家の御蔭だ。とその時は思いました。
 しかし、それなら、神様は酒を飲ませないだろう。又、居眠りもさせないだろう。と感じたものでした。
 今回の震災では20,000人の人が亡くなられました。被災され途方に暮れている方も沢山です。生長の家はじめ宗教家はどう説明するでしょうか?信者は被災しなかったなどと言えるでしょうか?
 神に好かれる人は早死にする。とも言われます。同級生では、優秀な人ほど死んでいます。私たち阿呆は修行するため長生きするのかもしれません。
 道徳的に生きることには、現世的利益はないのでしょうか?
 宗教には多額の資金が集まります。アメリカの福音派教会は寄付で大きな教会を建て、発展しています。日本の宗教も大きな資金を集め、箱根などで大きな美術館など建てています。現世利益ではなくその神様に天国へ連れて行ってもらう期待でしょうか? 幸福の科学とは来世のことでしょうか?
 天災・地震・津波には、宗教は関係ない。「信じても神は助けてくれない」と日教組や共産党はPRするチャンスではないですか?                                                           


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