朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

健康長寿の基本は筋膜です

2011-02-01 08:27:11 | 健康
筋膜(きんまく)
2011/01/28
 聴きなれない単語ですが、ボディワークの説明書にある言葉です。
 筋膜は、骨、内臓器官、血管、神経など身体のあらゆる構成要素を包み込み、それぞれの場所に適正に位置するように支えています。つまり、私たちの身体は一組織毎に筋膜という容れ物で中身を傷つけないように包まれています。
 筋膜の主成分はコラーゲン組織のため、可塑性に富んでいます。可塑性とは、粘土のように一定の圧力で形を変えられるという意味です。
 そのため、ケガ・緊張・ストレスなどによって、筋膜は短くなったり、硬くなったり、他の筋膜と癒着したりして形を変えます。変形した筋膜は、その部分にとどまらず、身体全体の構造に影響を及ぼすのです。
 そこで、ロルファー(施術者)は自分の手・肘・腕などを使って、圧力と熱をクライアント(被術者)の身体に加えます。これにより、萎縮した筋膜を伸ばし、硬化した筋膜に弾力を与え癒着した筋膜をはがしていきます。そして、筋肉・腱・靭帯などの柔組織を解剖学的に正しい位置に戻します。このようにして身体全体の構造をバランスさせていくのです。
「筋膜は構造の器官であり、三次元空間で身体を正しく保つための器官である」
生物学や医学では言わない概念ですが、麻生先生のボディワークを受け身体が変わりつつある私には、本当だと確信できます。
 骨格は筋肉によって繋ぎ止められていますが、バラバラの糸のような筋肉ではなく、筋膜でひと固まりに纏められた筋肉で引き合い押し合いして動きながら、身体のバランスを保っていると理解出来ます。
 色々な原因で筋膜が歪み、前屈みの姿勢であったり、左右に偏ったりしています。そしてそれにより身体の不具合が起こるようです。
 私の不具合は、肥満で、骨盤のゆがみが原因と言われましたが、その歪みの原因は、直立したときの重心が足の外側(小指側)に掛かっていること。そしてなぜそうなるかの原因は、足の筋肉が正常の位置でないことだとわかりました。そしてそれを治すべくボディワークするに従って、位置の変わるたび神経痛を引き起こしているようです。
 足・腰。坐骨の痛みの箇所は日替わりに移動します。この痛みが終われば平常に戻れると楽しみに待っているところです。
 筋膜は英語Fasciaの訳語だそうですが、手元の辞書では出ていません。
 実際には白い薄い膜で、テキストには写真がありました。
筋膜のつながりをベストに例え、ベストの端を引っ張ると様々な方向に歪みが進む挿絵がありました。


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