朝礼の話題

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勉強しない大学生

2012-05-29 23:09:28 | 21世紀
勉強しない大学生
2012/05/30
 アメリカの大学生は週11時間自習する学生が67%だそうです。日本の大学生では週1時間以下の自習のものが60%だそうです。
 大学審議会という組織がこの件について、学生と対話集会をしたところ、各課の先生がそれぞれ宿題を沢山出すが出来ていなくても咎めはない。出来る量ではないからしない。アルバイトが忙しく自習など出来ない。勉強出来る条件を作ってくれ。などの意見が出て、もっと勉強しようという雰囲気ではなかったようです。
 大学で4年間遊ばせることでは、日本の将来は暗いと言えます。
 大学は、エリート養成所と位置づけし、社会でそれを認める。中間管理職及び職員は、高校卒、中学卒が当たり前と社会で認め、中卒高卒は実習して実務を勉強していると考えましょう。
 公務員は大学卒業性は原則雇用しない。その代り、自衛隊勤務、海外青年協力隊活動経験を勤め上げた人を幹部候補生として扱う。
 一般企業でも。自衛隊勤務、肉体労働ボランティア経験、介護助手経験など実務経験無き者は、契約社員とか有期時給社員であるなど、教育の範囲を学校教育以外にも広げて考えるのはどうでしょう。
 現在のような、時間つぶし教育、教育産業の鴨教育、受験塾の受験教育など、学生を貶める、教育の名を借りた資格制度を打破しましょう。
 大手企業は、浪人経験落第経験のある年上の卒業生を採用しないとしませんか?
 機会の公平の名を借りた、採用試験の無制限の拡大は、無駄な面接で経費が掛かり、何社内定などの話題のないようでありたいですね。学生は内定をもらっても平気で辞退をするのに、企業が内定を解約すれば違約金を何百万も支払うのはおかしいですよ。
 沢山採用しても3年以内に30%退職するのは、エリートと平社員を同じ基準の採用で行うことの不経済・不合理を示しています。
 勉強したら、資格を取ったら、エリートになれるという神話も破壊しなければなりません。実力は経験から、自己の内部から生まれると考えましょう。
 自習しない大学生は、期末試験で落第がないからです。落第させないのは、教育に名を借りた商売だからです。「剣客商売」面白いですけれど、資格商売と実力商売の医者では実力でしょう? 商売のための学生集め、野球や柔道の強い大学へ行っても勉強の実力は付きません。そこは学生の頭数があれば補助金で教師・事務員が高給が取れるからです。大学のイメージを変えましょう。


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