朝礼の話題

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富の創造

2011-10-21 08:14:18 | 21世紀
中国のギリシャ援助
2011/10/20
 ギリシャの国債が破綻の恐れがあると言う理由で、ユーロは値下がりし、アテネでは国の経費削減策たる年金額の引き下げなどに反対する暴動に近いデモが起こっています。
 日本政府は、ギリシャ支援のプロジェクトに20%参加しているそうです。
 この資金は焦げ付く恐れが多いと、安住財務大臣の決断を危ぶむ記事が出ています。
 中国の援助について、ギリシャ民衆が頼りにしているテレビ・ニュースがありました。「中国がギリシャにこれだけ投資しているから、見捨てるわけがない」「中国は白馬の騎士だ」
 中国はギリシャに対し本格的な投資をしています。アテネの外港ピレウス港にコンテナー基地を作り、中国遠洋集団(コスコ)の専用にしています。中国からヨーロッパへの輸出の窓口とし、ここからヨーロッパ各地に配達する港です。アテネ空港の空港ビルも買収交渉をしているそうで、中国の直接投資にギリシャは大歓迎です。
 日本が小手先とも言うような金融支援をしているのと違い、中国の重工長大投資は、頼もしく見えるし、本格的援助です。大きな企画を大きく実行している民族性を感じます。日本人では発想もしない企画です。
 そのうち、軍隊を駐留したりし、植民地的な行動に出て、ジンギスカンの再来だと言われるようになるでしょう。

 今回のユーロ危機は、金融だけで片付く問題ではなく、新たな富の創造が必要です。ユーロだけでなく、アメリカも日本も債務が多く、これを解消するには、生産以外にはありません。
 生産のための援助、ユーロだけでなく、東北大震災跡地にも、復旧する静的投資だけでなく、富を生産する投資を企画しましょう。
 今、津波被害地には、方針が決まらず、家も工場も建てられず、瓦礫の捨て場もなく、放置されています。
 津波被害地の1都市を、国は買い上げて、高盛り土し、津波の心配の要らぬ街作りをしましょう。その盛り土の下部には瓦礫を埋め、又、防水して放射能の付着した廃棄物なども埋め込みましょう。
 埋め立て土砂は、付近の山を切り崩し、埋め立て高さとおなじ高さにし、広い平地を作りましょう。新たな日本列島改造論の一部分として計画しましょう。
 大型のバケットホイール・エキスカベーターが稼働する姿を想像しましょう。


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