朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

新人歌手

2012-02-14 00:04:31 | 21世紀
家入レオ
2012/02/14
 AKB48に似たアイドルグループが沢山出来ているようで、プロとアマの境が無くなってきました。中学生・高校生の集団ですから、ファンと差の少ないのが良いのでしょうか? ソロで歌う歌手は少なくなり、男子でもグループで踊り歌うのが多いです。
 NHKの「ソングス」という番組が夜遅くあります。深夜0時にブログをアップロードしようと起きています。上手な本物の歌手が歌うのは、AKBとは違い、音楽に趣味のない私でも引き込まれます。
 60才のお祖母さん歌手と思っていたら、私も知っている歌で、山本潤子さんでした。「翼を下さい」「卒業写真」など聴きやすく同窓会の合唱で歌いたくなります。「高校三年生」「故郷」など今迄歌っていましたけれど、少し成長して山本潤子シリーズで垢抜けしたく思います。
 やはりNHKで福岡局の新人紹介の番組がありました。「トンスタ」という名で福岡のラーメン出汁「豚骨」と「スタジオ」を意味するのでしょう。
 今週は「家入レオ」という高校2年生のシンガーソングライターが紹介されていました。AKBの高校生とは全然違う17才で、可愛らしさを切り捨てた本物の芸術家の雰囲気があります。自作の歌「サブリナ」と云う作品の説明をしていましたが、しっかりした口調で喋り、番組の司会者を食ってしまう自信に溢れた解説をしていました。この新人は50年間歌手を続け山本潤子さん風になるのではないかと嬉しくなりました。久留米の出身で尾崎豊に憧れ、作曲を先生について習っているそうです。AKBや韓国グループとは程度が違う。彼女たちが次の世代をつくるでしょう。
 高校生のブラスバンドが盛んです。テレビで全国大会の映像を見ますが、本当に上手です。私達時代より、程度も上がり、技術も上がって音楽が身近になりました。家入レオのような程度の高い芸術家がどんどん出てカラなど駆逐すればいいなと思います。
 素人のど自慢は、下手くそパフォーマンスや年寄りの元気さ、家族に歌を送る理由、年令バランスなど重視で歌らしいのど自慢は少ないです。本当に程度の高い歌手を掘り出すのど自慢があれば、家入さんに続く歌手が沢山待っているのではないでしょうか? 自分が年取ったせいかもしれませんが、最近ののど自慢の司会のあり方はワンパターンでダメだなぁと感じます。
 火曜日の歌謡ショウは出演者が多過ぎ落ち着いて見られない。一人が3曲ぐらい落ち着いて歌ってほしいですね。はしゃぎ過ぎのテレビ番組より、落ち着いたバックグラウンドミュージックになるような番組が欲しいですね。