朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

直方イオンで暇つぶし

2006-06-19 14:41:03 | Weblog
風景の記憶2006/06/19
  休みの土曜日、直方イオンまで市内バスで行きました。
  山の中を開発した大きなショッピング・センターです。
  お客様も多く、黒崎商店街が寂れる訳です。
  黒崎駅前再開発の第三セクターで、倒産してしまったビルなどイオンに運営を任すのが正解だろうと思いました。

  読みかけの文庫本を読み、居眠りし、そとの景色を見ていますと、時間の感覚が無くなり夢の中にいるようです。儲かったような損したような、充実感も緊張感もない、退屈でもないリラックスした2時間でした。

  八幡東区・西区は20年前にはよく通い、土地勘もあるつもりでしたが
通りの建物に記憶がないのです。こんな家があったかなぁと初めてその建物を見る気分です。
 建物を見るだけでは、今いる場所がどこか分かりません。
 ボケが来たのか? この道は何度も通っているのに記憶がないとはどうしたことかと、眼が冴えて来ました。
 皿倉山の形や新日鉄の煙突を見ると大体の場所は分かります。
 個別の詳細は記憶から抜けるのか? と疑問を持ちました。

 帰路 小倉に入りますと、建物に対してリアリティがあり、建物を見るだけで何所に居るのか分かります。
  私は自分の縄張りを小倉としているのだ、私の生活範囲は小倉なのだと実感したことです。

  翌日、同じ道をマイカーで走りました。全然違和感を感じません。
  運転しながらでは、道路しか見ていないのだ。もともと通っただけの道の記憶など大したこと無いのだ。通っただけで建物の記憶など出来ていないのだと気づき安心しました。

  「心ここに在らざれば、見れども見えず、聞けども聞こえず」と言いますが、心の焦点を合わせて、集中していなければ何も記憶にのこらないなですね。