そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

黄泉国訪問

2014年02月27日 |  / 古事記・古代史

2014/02/27

「もう一度逢いたく思い妻の後を追っていきたり黄泉の国へと()」

「閉ざされる黄泉の入り口開いては伊耶那岐・伊耶那美再会をする()」

「われらする国産みのこと道半ば一緒に帰ろうと伊耶那岐はいう()」

「黄泉国の食べ物食みて帰れぬも聞いてきますと伊耶那美はいう()」

「待ちたれどなかなか妻は帰らない痺れ切らして洞窟に入る()」

「暗闇に湯津津間櫛ユツツマグチの男柱に灯をともせば絶句の景色(櫛の両脇の太い部分)」

「伊耶那美は腐敗が進み蛆虫がゴロゴロといい体にたかる()」

「伊耶那美の体のあちこち雷がなり出でており戦慄はしる
(1頭:大きな雷
,2胸:火の雷
,3腹:黒い雷
,4陰ミホトト:さかんな雷
,5左手:若い雷
,6右手:土の雷
,7左足:鳴る雷
,8右足:伏す雷)」

「伊耶那美は恥かかせたと伊耶那岐を醜女を使い追いかけさせる()」

「醜女追う逃げる伊耶那岐髪飾り投げればそれが野葡萄になる(醜女にそれを食べさせ時間稼ぎをする)」

「また逃げて湯津津間櫛ユツツマグチの歯を欠いて投げればそれが筍になる(筍を抜いてたべている間に逃げる)」

「雷や醜女は追える伊耶那岐を十柄の剣抜いて抗う()」

「逃げてきて黄泉比良坂ヨモツヒラサカの坂本に桃三つありそれを投げたり()」

「その桃に醜女ら逃げる霊威にて意富加牟豆美オホカムズミと名を与えたり()」

「伊耶那岐は現世ウツシヨの人同様に助けなさいと桃の木にいう(意富加牟豆美オホカムズミと名付く)」

「伊耶那岐は黄泉の出口を岩をもち塞いでしまい後追えぬなり(この時の岩を『千引きの岩』という)」
「伊耶那岐と伊耶那美交すやりとりは『千人殺せば千五百産む』と()」

「黄泉国の住人となる伊耶那美は黄泉津大神ヨモツオオカミと呼ばれるように
(伊耶那岐に追い付いたことにより道敷大神チシキノオオカミとも呼ばれる)」

「伊耶那岐が 黄泉平良坂 塞ぐ岩 道返之大神チガエシノオオカミと名付けられる
(塞坐黄泉戸大神サヤリマスヨミトノオオカミとも言われる) 」

「ここでいう 黄泉平良坂 今でいう 伊賦夜坂イフヤサカなる 地名であると()」


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